第26回レインボー・リール東京
~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~
「レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」の季節になりました。
第26回 レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)
7月08⽇(土)~7月14日(金) @シネマート新宿
7月14日(金)~7月17日(月・祝) @スパイラルホール
チケット:詳細はこちら
これまで毎年1作品は「これは見たい!」というのがあり、昨年は期待通りの作品だった「ゲイビー・ベイビー」を見ました。今年の作品の中ではフランス映画の「17歳にもなると(英題:Being 17)」は海外でも評価の高い作品です。個人的には2016年の作品の中だと「Spa Night」やMolly Shannon主演の「Other People」あたりは良い作品だったので、映画祭でここら辺がまた見れないかなと期待したのですが・・・。
さて、こちらは私もまだ予告編しか見ていないのですが、同じドキュメンタリー映画でも対照的な内容の2つの作品をご紹介します。とても興味深い作品です。
売買ボーイズ(Boys for Sale)
「売買ボーイズ」は、東京のウリ専の実態を明らかにしたドキュメンタリー映画です。映画の中では、ウリ専の男の子たちのインタビューや彼らの生活を取り上げています。
悲しさというよりはむしろ心地良いもので、ユニークなウリ専の物語が、ウリ専が生まれた中でさらにタブーなものになろうとしていたタブーな話題に光を当てています。
ストーリー
ウリ専と共に・・・それは、男性にセックスを売る主にストレートの男の子・・・彼らが如何にして雇われたか、その職務や生活状況、彼らの体験が今、明らかとなる。 東京・新宿二丁目を舞台に、売春行為は江戸時代より今日へと続く。
公式ホームページ
売買ボーイズ | BOYS FOR SALE :http://boysforsale.com/
UNVEILED (Girl Unbound)
「UNVEILED (Girl Unbound)」は、男の子の格好をしてスカッシュプレイヤーのスターとなったパキスタンの女性 “Maria Toorpakai” の物語です。
男女の間を揺れ動いているジェンダーが流動的な大人として、彼女は思いも寄らないような革命家になり、母国における家父長制度の抑圧から女性を解放するよう懸命に取り組むことでタリバンからの殺害の脅威にさらされることになる。
驚くべきそして、普通では考えられないと言っても過言ではない「UNVEILED (Girl Unbound)」はジェンダーの流動性の象徴となる感動的な物語です。
公式ホームページ
UNVEILED:http://www.girlunbound.com/
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