3泊4日の初台湾(台北)旅行
先日、うちのパートナーと一緒に初台湾(台北)旅行に行ってきました。
今回の旅行はベタな観光地巡りでしたので、参考になるかわかりませんがご紹介します。
関連記事:旅行記、ときどきゲイ – 台湾旅行 in 2017<前編>
3日目
台北駅 ➡ 十分 ➡ 金瓜石 ➡ 九份 ➡ 西門町
3日目も市内は曇りで、市外は雨。
3日目は、夕方に九份(キュウフン、ジュウフェン)に行きたかったので、まずは台北駅から台湾鉄道で瑞芳駅(ルファン)へ。その後、平渓線(ピンシーシエン)に乗り換えて十分(シーフェン)まで行き、また瑞芳駅に戻ってバスで金瓜石(きんかせき)と九份に行くことにしました。
実際の電車の時間
・台湾鉄道:台北駅 8:56発、瑞芳駅 9:47着(49元)
・平渓線 :瑞芳駅10:00発、十分駅10:36着(19元)
※宜蘭線は、1時間に1本しか走っていないので、十分での滞在時間は2時間。
・平渓線 :十分駅12:40発、瑞芳駅13:07着
・瑞芳駅から1062のバスに乗って、九份を通り過ぎて金瓜石へ。(15元)
※788・825(休日のみ)のバスも金瓜石行き。1062は台北駅からのバスなので乗れない場合があります。
※瑞芳駅の九份行きのバス停は駅から徒歩5分くらいになります。
◆十分(シーフェン)
十分駅に到着。
まずは、ランタン(天燈)飛ばし。
駅を降りて、線路沿いを歩いていると瑞芳駅方面へ向かう電車が来ました。こんな間近で電車が走っています。そして、この線路の上でランタン飛ばしを行います。私たちは適当にお店を選んで、赤の単色のランタン(100元)にしました。ランタンは色によって叶う願いが変わるらしく、赤は、健康・安全・総合的なんでも(笑)らしいです。
まずは店内で願い事を書いて、用意ができたら店員さんが線路まで誘導してくれます。カメラを渡すと写真もたくさん撮ってくれて、さらに、飛ばす瞬間は動画も撮ってくれます。何が凄いかって、店員さんにカメラの使い方を教えてないのに完璧にカメラを使いこなせているのです。
写真を撮っているうちに、ランタンは雨に濡れて、願い事も消えかかっていましたが、無事に空高く飛んで行ってくれました。私たちの前の方々のランタンは、飛ばす前に炎上していました・・・。
ランタン飛ばしの後は、十分大瀑布。駅からは約2キロで歩いて15分くらいです。
十分瀑布公園に到着し、すぐに吊り橋があります。
さらに進んでいくと、橋と滝があります。「これが十分大瀑布か~。」と思っていたら違いました。
この橋を進んでいくと、食事処や売店があり、その先に見えるのが台湾最大の滝「十分大瀑布」。目の前で見れるので、迫力が凄かったです。ここからさらに進んでいくと、目の前から滝を見ることができます。
たっぷりマイナスイオンを浴びて、十分駅に戻りました。
十分瀑布公園
時間:10~5月 9:00~17:00(最終入場16:30)
6~9月 9:00~18:00(最終入場17:30)
◆金瓜石(きんかせき)
瑞芳駅からバスに乗り、九份を通り過ぎて金瓜石の黄金博物館へ。
昔、この辺りで金が採れたこともあり「黄金博物園区」に指定されています。こちらは日本人観光客もあまり来ないらしく、穴場観光スポットらしいです。
入場料の80元を支払うと黄金博物館内の施設を見て回ることができます。今回は出来なかったのですが、別料金で砂金採りや本山五抗坑道体験なんかもできます。
入口近くの四連棟、環境館、錬金楼を見学し、黄金館へ向かい、別ルートで戻ってきました。
晴れていたらもっと良かったのにと思いましたが、霧がかかっていたのもあり、少し幻想的な感じもしました。
黄金博物館
住所:新北市瑞芳區金瓜石金光路8號
時間:月~金9:30~17:00、土・日・祝日9:30~18:00
HP:http://www.gep-jp.ntpc.gov.tw/
◆九份(キュウフン、ジュウフェン)
九份と言えば、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の雰囲気が味わえる不思議な街として人気の観光地の一つです。
金瓜石から788のバスに乗り、九份老街で下車し、様々なお店が並ぶ基山街から、石段の坂道のある豎崎路のルートで行きました。
朝からちゃんとご飯も食べていなかったので、甘いものが食べたいと思い、基山街の入口付近のお店で温かい豆花をいただきました。
基山街には色々なお店があり、でっかいエリンギ焼きや草餅で有名な阿蘭というお店もありました。マッチョな店員のお兄さんはなぜか両方の鼻にティッシュを詰めていました(笑)
豎崎路方面に向かい、眺望ポイントへ。
17時くらいになってきたので、豎崎路の石段の坂道へ。
日本人も含めて、九份のランドマーク的な「阿妹茶酒館」を背景に多くの観光客が写真を撮っていました。
夜が更けるにつれて人が多くなってきて、バスに乗れないくらいカオスになると聞いていたので、少し早めに台北市内に戻りました。
九份
住所:新北市瑞芳区九份
◆西門町(火鍋屋 – 雅香石頭火鍋)
九份から戻って、近場で何か美味しいものを食べたいと思い、火鍋屋の「雅香石頭火鍋」へ。台湾滞在中、初めてちゃんとした外食でした。
21時頃行ったのですが、既に数組が並んでいました。列に並んで待つこと20分くらい、店員のおばちゃんに呼ばれ、人数を伝えると席に案内してくれました。
このお店は日本語も英語もほとんど通じませんが、最初にオーダーする “牛肉” か “豚肉” だけは通じます。残りの食材や飲み物は、冷蔵庫から勝手に取るシステムで、お皿の色によって値段が異なります。タレも一皿で計算されて別料金です。
食材が揃ったころに店員のおばちゃんが席に来てくれて、調理をしてくれます。中国語で何回か話かけられましたが、理解できなかったので、微笑んでおきました。
こちらが出来上がりです。今までの火鍋のイメージが変わりました。台湾と言えば、小籠包の「ディンタイフォン(鼎泰豐)」が有名ですが、こちらの隠れた名店も是非、行ってみて下さい。めちゃくちゃ美味しいです。
雅香石頭火鍋
住所:台北市萬華區成都路159號
営業時間:11:30〜5:00(定休日なし)
4日目
台北駅 ➡ 迪化街
台湾最終日は、お土産を買いに行くため迪化街(てきかがい)へ。
台北駅からMRT淡水信義線で “民權西路駅” に行き、MRT中和新蘆線に乗り換えて “大橋頭駅” で下車。迪化街は、大橋頭駅から歩いて10分弱になります。
迪化街は、乾物、高級食材、漢方薬などの台北で最も古い問屋街です。最近では、古い建物をリノベをしたオシャレなお店が次々とできているようです。
時間が限られていたので、あまり長い時間滞在できませんでしたが、お店を見て回るだけでも楽しめる街だと思いました。
◆老阿伯魷魚焿
まずは「老阿伯魷魚焿」で朝食をいただきました。
「魷魚(スルメイカ)+ 魚丸(ひき肉入りつみれ)」の麺と「魚丸」の春雨(?)をオーダーしてみました。値段は60~70元で、朝にぴったりのさっぱりしたやさしい味でした。
老阿伯魷魚焿
Address:台北市大同區迪化街一段226號
営業時間:7:30~15:00(日曜定休)
◆豊味果品
台湾各地の高級フルーツが集まる専門店「豊味果品」へ。
こちらの店では、ただ単にフルーツを販売するだけではなく、その生産者がどんな想いで作っているのかをお客さんにも伝えています。フルーツ以外にも、ジャムやドライフルーツなんかも売っていました。
季節的なこともあり、マンゴ―かき氷が無かったので、マンゴーとドラゴンフルーツ(私の大好物)のスムージーを2階のカフェスペースでいただきました。テーブルは無垢板でオシャレな感じで、開店してすぐだったので、貸し切り状態:)
豊味果品 fflavour
Address:台北市大同區迪化街一段219號
営業時間:10:00~19:00
◆葉晋發
11時近くになり、行きたかったお米専門店の「葉晋發」へ。
お土産にしても良さそうなので、紫黒米(50元)、紅栗米(70元)、桃園(50元)をそれぞれ2パック購入しました。紅栗米はジャスミンライスの一種だそうです。パッケージも可愛いですよね。
店員さんからは、1パック1合でそのまま炊いても良いし、白米とブレンドしても美味しいと教えてもらいました。
日本に戻ってから、たまたま2017年12月号の「ソトコト」を立ち読みしたら台湾特集が組まれていて、迪化街とこちらのお店も取り上げられてました。
葉晋發
Address:台北市大同區迪化街一段296號
営業時間:11:00~17:30(月・水~金)/ 10:00~18:30(土・日)
まとめ
今回の旅は、ガイドブックやインターネットなどを参考に情報収集をしてみたのですが、旅下手な私たちでも何とか旅行らしいことが出来ました。
特に、「にじいろ台湾」さんのサイトはガイドブックには載っていないローカル情報や台湾のゲイ事情なども載っていて、かなり参考になりました。要必見です!!
今回は主に電車とバスを使ったのですが、色々とオプションツアーもありますし、タクシーも安いので、タクシーを上手に活用すると更に便利な旅になるかと思います。
ちなみに、滞在費は交通費が安かったのもありますが、結構食べたり飲んだりして、お土産も買ったのに最初に両替をした2万円で済みました。
今回は初台湾だったので、とりあえず行けるところに行ってみたのですが、また違う季節(天気が良い季節)にじっくりと台湾旅行をしたいと思いました。
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