ユーロビジョン2022の優勝は誰の手に？！
イタリア、トリノで開催されているユーロビジョン・ソング・コンテスト2022もグランドファイナルを残すのみとなりました。
グランドファイナルは5月13日（土）（日本時間 14日（日）早朝４時～）から開催され、セミファイナル１＆２から各10ヶ国、グランドファイナルから参加するBig fiveの5ヶ国（フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス）の計25ヶ国が出場します。
セミファイナル1は大方予想通りでしたが、アルバニアのロネラ・ハヤティ（Ronela Hajati）の敗退は残念でした。一方、セミファイナル2はやはり混戦となりましたが、全体的に見るとグランドファイナルが楽しみな20組がセミファイナルを突破しました。
Diodato – Fai Rumore
こちらはセミファイナル1のインターバルに披露されたディオダート（Diodato）のパフォーマンスです。
ディオダートは2020年のロッテルダム大会の代表でしたが、コロナの影響で中止となったため、ユーロビジョンの舞台で「Fai Rumore」を披露することはありませんでした。この素晴らしいパフォーマンスを見る限り、もし2020年が開催されていたら優勝争いに絡んできたのは間違いないでしょう。
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グランドファイナルのトップ6を予想
グランドファイナルのパフォーマンスの順番は以下の通りです。
| Order | Country | Artist | Song |
|---|---|---|---|
| 1 | Czech Republic ﾁｪｺ | We Are Domi | Lights Off |
| 2 | Romania ﾙｰﾏﾆｱ | WRS | Llamame |
| 3 | Portugal ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ | MARO | Saudade Saudade |
| 4 | Finland ﾌｨﾝﾗﾝﾄﾞ | The Rasmus | Jezebel |
| 5 | Switzerland ｽｲｽ | Marius Bear | Boys Do Cry |
| 6 | France ﾌﾗﾝｽ | Alvan & Ahez | Fulenn |
| 7 | Norway ﾉﾙｳｪｰ | Subwoolfer | Give That Wolf a Banana |
| 8 | Armenia ｱﾙﾒﾆｱ | Rosa Linn | Snap |
| 9 | Italy ｲﾀﾘｱ | Mahmood Blanco | Brividi |
| 10 | Spain ｽﾍﾟｲﾝ | Chanel | SloMo |
| 11 | Netherlands ｵﾗﾝﾀﾞ | S10 | De Diepte |
| 12 | Ukraine ｳｸﾗｲﾅ | Kalush Orchestra | Stefania |
| 13 | Germany ﾄﾞｲﾂ | Malik Harris | Rockstars |
| 14 | Lithuania ﾘﾄｱﾆｱ | Monika Liu | Sentimentai |
| 15 | Azerbaijan ｱｾﾞﾙﾊﾞｲｼﾞｬﾝ | Nadir Rustamli | Fade To Black |
| 16 | Belgium ﾍﾞﾙｷﾞｰ | Jérémie Makiese | Miss You |
| 17 | Greece ｷﾞﾘｼｬ | Amanda Tenfjord | Die Together |
| 18 | Iceland ｱｲｽﾗﾝﾄﾞ | Systur (Sigga, Beta and Elín) | Með Hækkandi Sól |
| 19 | Moldova ﾓﾙﾄﾞﾊﾞ | Zdob și Zdub Frații Advahov | Trenulețul |
| 20 | Sweden ｽｳｪｰﾃﾞﾝ | Cornelia Jakobs | Hold Me Closer |
| 21 | Australia ｵｰｽﾄﾗﾘｱ | Sheldon Riley | Not the Same |
| 22 | UK ｲｷﾞﾘｽ | Sam Ryder | SPACE MAN |
| 23 | Poland ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞ | Ochman | River |
| 24 | Serbia ｾﾙﾋﾞｱ | Konstrakta | In Corpore Sano |
| 25 | Estonia ｴｽﾄﾆｱ | Stefan | Hope |
グランドファイナルから出場するBig Fiveからイタリア代表のマフムード & ブランコ（Mahmood & Blanco）とイギリス代表のサム・ライダー（Sam Ryder）を紹介しました。
Big Fiveは、セミファイナル1＆２でパフォーマンスをおこなっており、イタリア代表のマフムード & ブランコ（Mahmood & Blanco）とフランス代表のアルヴァン & アヘズ（Alvan & Ahez）はセミファイナル1、スペイン代表のシャネール（Chanel）、ドイツ代表のマリク・ハリス（Malik Harris）、イギリス代表のサム・ライダー（Sam Ryder）がセミファイナル2でパフォーマンスを行っています。
今年のグランドファイナルは誰が優勝してもおかしくないほどの混戦が予想されますが、各セミファイナルでのパフォーマンスを踏まえてトップ6を予想してみました。
1. Kalush Orchestra – Stefania – Ukraine
やはり今年はウクライナ代表のカラシュ オーケストラ（Kalush Orchestra）が優勝するのではないかと思います。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の中の出場ということもあり、電話投票はかなり期待できますし、実際、現時点でセミファイナル1でのパフォーマンス動画の再生回数は一番多い437万回以上となっております。
曲の「Stefania」は母親への感謝を込めた曲です。ロシアによるウクライナ侵攻によって母親を含め家族と離れ離れになってしまった方々の心に響く曲だと思います。
トリノの舞台でウクライナを支援する人々とウクライナが一つになるようなグランドファイナルでのパフォーマンスを期待しましょう。
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2. Konstrakta – In Corpore Sano – Serbia
今年、世界中のユーロビジョンファンを虜にしているのがセルビア代表のコンストラクタ（Konstrakta）です。
「In Corpore Sano」のパフォーマンスが始まると会場の雰囲気が一気に盛り上がりますし、セミファイナルのパフォーマンスでも観客は「Biti zdrava, biti zdrava Biti zdrava, bi-bi-bi-biti zdrav」と手拍子をしながら一緒に歌っていました。現時点でセミファイナル2でのパフォーマンス動画の再生回数はカラシュ オーケストラに続く2位で273万回以上となっています。
コンストラクタには、誰も真似できないようなオリジナリティーがあり、芸術的なパフォーマンスを行っています。今年の優勝してもおかしくないような勢いがありますので、グランドファイナルでも素晴らしいパフォーマンスになること間違いなしです。
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3. Cornelia Jakobs – Hold Me Closer – Sweden
様々なユーロビジョンの優勝予想サイトで上位に選ばれているのがスウェーデン代表のシンガーソングライター、コルネリア・ヤコブス（
セミファイナル2でのパフォーマンスは、国内選考会の時とほぼ同じ演出でしたが、コルネリア・ヤコブスが作り出す「Hold Me Closer」の世界観が上手に演出されたものになっています。
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4. Sam Ryder – SPACE MAN – United Kingdom
セミファイナル2でパフォーマンををこなったイギリス代表のサム・ライダー(Sam Ryder)。
これまでのライブパフォーマンスはどれも素晴らしいものでしたが、セミファイナル2でのパフォーマンスはこれまでで一番良かったです。ユーロビジョン用に後半アレンジが入ってサム・ライダーの出せる魅力を上手に出し切った感じとステージの演出もシンプルだけどストーリー性があるのが見ていてとても面白いです。
ここ10年くらいイギリスはユーロビジョンでトップ10圏外ですが、期待を込めて4位で予想してます。
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5. Mahmood & BLANCO – Brividi – Italy
イタリア代表は2019年のイスラエル大会で「Soldi」で準優勝したオープンリーゲイのマフームドとラッパーのブランコです。
国内選考会のSanremo 2022以来の「Brividi」のパフォーマンスですが、二人の距離が近くて少しドキドキしてしまいますが、素晴らしいの一言です。
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6．Chanel – SloMo – Spain
スペイン代表は、国内選考会のBenidorm Festで優勝したキューバ系スペイン人のシンガー、ダンサー、女優とマルチに活動しているシャネール（Chanel）です。
シャネールはこれまで国内外で映画、テレビ、舞台で活動しており、「SloMo」は彼女のデビューシングルとなります。ダンサーでもあるシャネール「SloMo」のパフォーマンスはスペインだけでなく、他国のユーロビジョンファンを熱狂させており、グランドファイナルでの上位争いに絡んでくる可能性は高く、優勝を推す声はかなり上がっています。
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