ダンスポップでノスタルジックなサウンド
ユーロビジョン2022のオーストラリア代表選考会に出場したジュード・ヨーク(Jude York)。
今年7月にはこれまでとは一味違うダンスサウンドのシングル「Monaco」をリリースしましたが、新たに新曲「Those Were The Days」のMVが公開されました。
オペラシンガーの母親とジグルライター(CMソングライター)の父親といった音楽一家に生まれたジュード・ヨークの音楽からはヨーロッパのノスタルジックなサウンドが感じられます。新曲「Those Were The Days」はTikTokで話題となり400万回以上の再生、30万件の「いいね」、3000件のコメントが寄せられています。
ジュード・ヨークは新曲について以下のように述べています。
「僕の最後の誕生日は、明るい春の日でした。ヴィンテージなモーテルを撮影場所に選び、そこへ向かって高速道路を運転していたんです。この撮影が何のためになるのか正確には分かっていなかったけれど、僕の音楽が新しい方向に進んでいるのは確かでした。クラシックで懐かしさがあり、命に満ちたものにしたかったんです。
そんな時、ラジオからDalidaの『Le Temps Des Fleurs』が流れてきました。メロディーにはすぐに聞き覚えがあると気づいたのですが、どこで聞いたのかは分かりませんでした。フォトグラファーやメイクアップアーティストに聞かせてみて、ABBAの曲かな?とか、親がかつて聴いていたのかもね、なんて話し合いました。でも、ただ分かっていたのは、このメロディーこそが、自分がアートの中で目指しているすべてを表現しているように感じられたことです。
脳の奥深くまで記憶を掘り起こすと、『Those Were The Days(あの日々を)』というフレーズがそのメロディーにぴったりと重なりました。その瞬間、僕はこの曲をどの方向に持っていきたいのかがはっきりと聞こえました。制作に取り掛かり、ボーカルを録音し始めた途端、特別なものが生まれつつあるのを感じました。この曲を世界に届けられることが、これ以上ないほどワクワクしています。」
音楽一家に生まれたジュード・ヨークの音楽の才能はこれまでの楽曲を聴けばわかりますが、新曲「Monaco」は一味違うアップテンポなサウンドに仕上がっており、彼の新たな一面を垣間見ることができます。
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それでは「Those Were The Days 」をお聴きください。
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