モルドバ・マルタの代表が決定
2026年1月17日(土)、日本時間では18日(日)の未明から朝にかけて、モルドバとマルタの国内選考会が開催され、それぞれユーロビジョン2026の代表が決定しました。
Satoshi — Viva, Moldova!|Moldova
モルドバのSelecția Națională 2026には16組のアーティトが出場し、国際審査員票、国内審査員票、視聴者票ですべて12点、合計36点の満点でサトシ(Satoshi)が優勝しました。
応援していたBachoの「Tata」は、最終的に5位という結果に終わりました。「Tata」は「父親」を意味し、離れてしまった父親への想いと喪失感を描いた楽曲です。子ども時代の記憶を象徴する演出として熊のぬいぐるみが用いられたのだと思われますが、その存在感が強く、演出意図が伝わりにくかったと感じた人もいたかもしれません。曲自体は良かっただけに、少し残念な結果となりました。また、注目していたCătălina Solomacの「Pink Margarita」は3位に終わりました。
優勝したSatoshiの本名は、ヴラド・サバジュク(Vlad Sabajuc)で現在、27歳です。中学生の頃に作曲とドラムを始めたことをきっかけに音楽に情熱を持つようになり、2019年に「Satoshi」プロジェクトを本格的に活動を開始し、2022年にはレーベルVersus Artistと契約しています。
「Viva, Moldova!」は、タイトル通りモルドバへの愛と誇りを、陽気でお祭り感のあるテンポで歌い上げるナショナル色の強い楽曲になっています。中盤で女性コーラスが入ることで、曲の雰囲気が一段と引き締まり、展開にメリハリが生まれています。
その祝祭的な雰囲気で言えば、2022年のモルドバ代表のZdob şi Zdub & Advahov Brothersによる「Trenulețul」を思わせ、本選でも会場を大いに盛り上げること間違いなしの一曲と言えるでしょう。
モルドバは、セミファイナル1に出場します。
Follow Satoshi
Instagram:https://www.instagram.com/satoshicahul/
Aidan — Bella|Malta
マルタのMESG(Malta Eurovision Song Contest) 2026 Finalには、12組のアーティストが出場し、審査員票が113点、視聴者票が170点、合計点283でアイデン(Aiden)が「Bella」で優勝しました。
最終順位で2位となったMatt Blxckの「Ejja lejja ħdejja ‘l hawn (The Flute)」は、審査員票では68点にとどまったものの、視聴者票で200点を獲得したことで、最後の最後までAidenとMatt Blxckのどちらが優勝するかわからない、ハラハラする結果発表となりました。個人的に応援していたNathan Psaila「Ganador」は9位でしたが、来年に期待したいです。また、注目していたKelsie Borgは、11位でした。
MESC2026では、マルタの2021年代表で今回のホストも務めていたDestiny、2024年クロアチア代表で2024年大会で準優勝のBaby Lasagna、そして、昨年の代表のMiriana Conteのライブパフォーマンスもあり、大賑わいでした。
Aidenのユーロビジョンへの最初の挑戦は、2018年に「Dai Laga」で出場し4位となり、2022年にはカウボーイスタイルの「Ritmu」で一気にユーロビジョンファンの注目を集め、2位を獲得しました。翌年も「Regina」でMESC2024に出場予定でしたが、自身のSNSで楽曲を宣伝したことが、マルタの放送局PBSの規定に違反したため、失格となってしました。そして、今回、念願のユーロビジョン本選の出場となりました。
「Bella」は「美しい」という意味で、この曲は過去に別れた大切な相手への想いを、切なさと希望を交えて歌ったノスタルジックな余韻の残るバラードです。
ステージ演出は、影絵や薔薇が勢いよく舞う演出など、楽曲の世界観に寄り添ったもので、緻密に計算されているように感じました。本選でのステージ演出にも注目したいところです。
マルタは、セミファイナル2に出場します。
Follow Aiden
Instagram:https://www.instagram.com/itsaidanofficial/



コメント