ルクセンブルクの国内選考会
先週末はモルドバとマルタのユーロビジョン2026の代表が決定しましたが、今週末はルクセンブルクのLuxembourg Song Contest 2026が行われます。
Luxembourg Song Contest 2026
ルクセンブルクは2024年に31年ぶりにユーロビジョンに復活し、2024年はタリ(Tali)が「Fighter」で13位、2025年はローラ・ソーン(Laura Thorn) が「La poupée monte le son」が22位と連続してファイナルまで残っています。
ローラ・ソーンは、国内選考会の時点ではまだ初々しさがあり、少し不安も残っていましたが、本選では自信に満ちた表情で、ステージ演出や衣装も楽曲にあった工夫が感じられる、見ていて面白いパフォーマンスを披露してくれました。完成度も高く、個人的には満足度の高いステージだっただけに、22位という結果は残念なものでした。
開催日時:2026年1月24日(土) 20:00 – 22:30 CET
(日本時間は翌日25日(日)早朝4:00)
Instagram:https://www.instagram.com/eurovisionluxembourg/
ライブ:Luxembourg Song Contest 2026
Luxembourg Song Contest 2026には昨年より1組多い8組のアーティストが出場し、国際審査員と視聴者票で代表が決定します。
今回は8組の中からおすすめの4組をご紹介します。
Luzac – “Prison Dorée”
本命は、前評判の高いルザック(Luzac)です。
2025年の国内選考会に「Je danse」で出場し、最終順位は3位でした。昨年の「Je danse」に比べると「Prison Dorée」はクラブサウンのかなりパンチの効いた楽曲に仕上がっていますし、ステージパフォーマンスも楽しみなところです。ルザックは現在28歳。双子の兄弟がおり、歌手の傍ら、ストラッセンで心理教育的支援を専門とする教育者として働いているそうです。
Instagram:https://www.instagram.com/luzac_off/
Eva Marija – “Mother Nature”
個人的なお気に入りはエヴァ・マリア(Eva Marija)です。
UKサウンドを思わせる「Mother Nature」は、親しみやすく、ラジオでも映えそうな心地よい楽曲です。エヴァの声も丸みがあり、その特徴的な声質がこの曲の魅力をいっそう引き立てています。
エヴァは3歳の時、アレクサンダー・リバクのユーロビジョン優勝曲「Fairytale」をきっかけにヴァイオリンに魅了されたとのこと。ルクセンブルク音楽院でヴァイオリンや歌、ピアノ、ベースを学び、ジャズやクラシックからポップ/ロックまで幅広いジャンルに親しんでおり、現在はロンドンでソングライティングを学んでいます。
Instagram:https://www.instagram.com/evamarijaaa/
Daryss – “Melusina”
ダリス(Daryss)の「Melusina」は、前評判が高い楽曲の1曲です。
「Melusina」を聴いていると、まるで舞台やミュージカルのワンシーンが目に浮かぶようで、聴き手を物語の中へと引き込んでいく感じがします。一方で歌詞も全く違いますが、同じフランス語というのもあるからか、最初に聴いた印象としては2021年大会のバルバラ・プラヴィ(Barbara Pravi)の「Voilà」に似ているような印象も受けました。
ダリスは、モンスの演劇芸術音楽院で学んだ演劇出身のアーティストです。数多くの舞台やミュージカルを経験した後、現在は感情を表現し、人とつながる手段として音楽により重点を置いているとのことです。
Instagram:https://www.instagram.com/daryss_artist/
Irem – “Bad Decisions (Hush Hush)”
イレム(Irem)の「Bad Decisions (Hush Hush)」も、同じく前評判の高い楽曲の1曲です。
キャッチーな楽曲に仕上がっている一方で、広いステージでどのようなパフォーマンスや演出が見せられるのかは、やや気になるところです。過去2年のルクセンブルク代表は、どちらかと言えばパワーボイスが印象的なアーティストだったため、イレムがどのような個性で差別化を図ってくるのかにも注目したいです。
イレムは、ルクセンブルク音楽院でクラシック音楽理論とジャズダンスを学びました。2023年にデビューEP『Look At Me』、2025年には『Diamonds & Birkins』をリリースしています。また、歌手としてパフォーマンスを定期的に行う傍ら、ウィーンで物理学の修士課程にも在籍しているリケジョでもあるとのこと。
Instagram:https://www.instagram.com/iremsosay/



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