ウクライナの代表が決定
2026年2月7日(土)、日本時間では8日(日)の深夜にウクライナの国内選考会であるVidbir 2026が開催され、ユーロビジョン2026の代表が決定しました。
LELÉKA — Ridnym|Ukraine
混戦が予想されていたウクライナのVidbir 2026には10組のアーティトが出場し、審査員票10点、視聴者票10点の合計20点でレレーカ(LELÉKA)が「Ridnym」で優勝しました。
| 順位 | Total | Jury | Public | Vote | Artist | Song |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 20 | 10 | 10 | 54830 | Leléka | Ridnym |
| 2 | 18 | 9 | 9 | 35189 | Laud | Lightkeeper |
| 3 | 16 | 8 | 8 | 33034 | Jerry Heil | Catharticus |
| 4 | 13 | 7 | 6 | 15809 | Mr. Vel | Do or Done |
| 5 | 12 | 5 | 7 | 17144 | Khayat | Hertsy |
| 6 | 9 | 6 | 3 | 11963 | Monokate | Tyt |
| 7 | 6 | 1 | 5 | 14363 | The Elliens | Crawling Whispers |
| 8 | 6 | 2 | 4 | 12400 | Molodi | Legends |
| 9 | 6 | 4 | 2 | 7928 | Valeriya Force | Open Our Hearts |
| 10 | 4 | 3 | 1 | 5731 | ShchukaRyba | Moia zemlia |
Vidbir 2026では、2025年大会の代表Ziferblatがオープニングアクトとして「Bird of Pray」を披露しました。
インターバルアクトでは、モルドバ代表のSatoshiが「Viva, Moldova!」を、ジュニア・ユーロビジョン(JESC)2023年代表のAnastasia Dymydが「Kvitka」、2024年代表のArtem Kotenkoが「Hear Me Now」、そして2025年代表のSofia Nersesianが「Motanka」をそれぞれパフォーマンスしました。
さらに、2023年代表のTvorchiがVidbir 2020出場曲「Bonfire」を、ユーロビジョン2013年代表で3位に輝いたZlata Ognevichが自身の楽曲「One Day」を披露。加えて、2016年代表のJamalaが「1944」のオーケストラバージョンを披露するなど、盛りだくさんの内容となりました。
予想通りレベルの高いウクライナの国内選考会でしたが、個人的には、6位のMonokateによる妖艶なステージ、7位のThe Elliensのワイルドなパフォーマンス、そして8位のMolodiによるおしゃれでクールなステージが特に良かったと思います。
前評判の高かったJerry Heilは、ステージ演出こそ素晴らしかったものの、やや歌が演出に埋もれてしまっていたように感じました。
個人的に期待していたKHAYATは、歌唱自体に問題はなかったものの、ステージがLoreenの「Tattoo」を連想させるようのものだったのに加え、終盤のアコーディオンにもやや違和感があり、曲の世界観が若干定まりきっていない印象も受けました。
また、Laud、Mr. Vel、Valeriya Forceは、安心して見ていられる安定感のあるパフォーマンスでした。一方、今回10位となったShchukaRybaは初々しさが印象的だったものの、何となくパフォーマンス慣れしていなくやや緊張しているようにも感じられました。来年以降のさらなる成長に期待したいところです。
優勝したLELÉKAは、美しい歌声と安定感のあるパフォーマンスが印象的で、納得の優勝だったと思います。楽曲自体も素晴らしく、それを見事に歌いこなしていました。
今回のステージ演出では、前半にLELÉKAを至近距離で映し、その動きに合わせてカメラが追う構成となっていましたが、LED映像の演出も美しかっただけに、最初から引きの画で見せるだけでも良かったのではないかとも感じました。
とはいえ、ウクライナは本選で予想を上回る、全く異なるステージ演出を見せてくれることが多いので、そちらにも期待したいところです。
LELÉKAは、ヴィクトリア・レレカ(Victoria Leleka)が2016年にベルリンで立ち上げた音楽プロジェクトです。彼女はキーウのカルペンコ=カリー劇場・映画・テレビ大学を卒業後、ウクライナの首都にあるモロディ劇場で女優として活動を始めました。
その後、ドイツのドレスデン音楽大学で作曲の修士号を取得し、音楽分野でも研鑽を積みました。過去10年間で5枚のアルバムをリリースし、さらに多くの楽曲を発表しています。LELÉKAは現在、ドイツのベルリンを拠点に活動しており、同地に11年以上住んでいます。
ウクライナは、セミファイナル2に出場します。
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