映画『I, Tonya』(トーニャ・ハーディング)

ゴールデングローブ賞 3部門にノミネート

先日、ゴールデングローブ賞2018のノミネートが発表されました。

ゲイ・レズビアン関連作品からは、映画部門では「Call Me By Your Name」と「Battle of the Sexes」、テレビ部門では「Will & Grace」がノミネートされています。

今回はこれらの作品ではなく、元フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディングの実話に基づいた作品『I, Tonya』をご紹介します。

ゴールデングローブ賞2018では、以下の3部門にノミネートされています。

・作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)- マーゴット・ロビー
・助演女優賞 – アリソン・ジャニー

マーゴット・ロビーについて調べてみたところ、オーストラリア出身の女優さんで、国民的ホームドラマの「ネイバーズ」にも出演していました。オーストラリア、クイーンズランド州のドルビーで生まれ、ゴールドコーストで育ったとのこと。私が高校生の時に初めてオーストラリアに行って、1週間ほどホームステイしたのがドルビーだったので、ちょっと嬉しくなりました。

奇妙な実話に基づいた映画

今やフィギュアスケートは、国民の関心という意味では日本で最も人気のある冬のスポーツの一つではないでしょうか。しかし、1980~90年代くらいはまだまだマイナースポーツでした。

その頃、フィギュアスケートをテレビで見ていた私を魅了したの選手は、世界で初めて公式試合でトリプルアクセルを成功させた日本を代表する伊藤みどり選手と、バックフリップ(後方宙返り)をついつい披露してしまうフランスのスルヤ・ボナリー選手でした。

とにかくこの2人の身体能力が高く、伊藤みどり選手の上に高く飛ぶジャンプは世界でも評価されていましたし、スルヤ・ボナリー選手は元々体操選手だったこともあり、アクロバティックな演技が印象的でした。

そして、今回ご紹介する映画の主人公のトーニャ・ハーディングは、公式試合で伊藤みどり選手次ぎ史上2人目にトリプルアクセルを成功させた選手でもあります。

そんな才能のある彼女が起こしたスキャンダルが「ナンシー・ケリガン襲撃事件」です。

1994年1月6日、リレハンメルオリンピックの選考会となる全米選手権の会場で、練習を終えたナンシー・ケリガン選手が何者かに襲われる事件が発生しました。
ケリガンは膝を殴打され怪我を負い全米選手権を欠場。一方でハーディングはこの大会で優勝を果たしました。
事件発生から2週間後、1990年にハーディングと結婚し1991年に離婚した元夫であるジェフ・ギルーリーらが逮捕されたことで、ハーディングにも疑惑の目が向けらえれ、2月1日、元夫がハーディングに不利な証拠と共に司法取引を受け入れました。

襲撃事件後、ハーディングは、1994年2月に開催されたリレハンメル五輪に出場します。
しかし、ハーディングはテクニカル・プログラムで10位と出遅れて、フリーでは演技直前に靴の問題が発生し、演技が始まってから最初のトリプルルッツが1回転となる失敗の直後、突然泣き出して演技を中断してしまいます。

ここは有名なシーンですが、ハーディングはジャッジに対してリンクの縁に右足スケート靴を載せながら、靴紐の不具合を訴えます。ジャッジはハーディング訴えを受けて、フリー演技のやり直しを認めますが、最終順位は8位入賞にとどまりました。一方のケリガンは総合で2位入賞・銀メダルを獲得します。

私が知っているトーニャ・ハーディングに関する情報はこれくらいです。しかし、実際にはこれ以外に奇妙と言えるほどのストーリーがあり、その実話を映画化したのがこの『I, Tonya』なのです。

日本では来年8月頃に公開予定です。是非、ご覧ください。

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