アフガン難民のゲイの青年の半生をアニメーションで描いたドキュメンタリー『FLEE フリー』|2022年6月10日(金)上映開始

映画
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故郷とは、ずっといてもいい場所

日本で2022年6月10日(金)から公開されいるデンマークのアニメドキュメンタリードラマ映画『FLEE フリー』。

第94回アカデミー賞国際長編映画賞にデンマーク代表作として出品され、史上初めて国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー映画賞、長編アニメ映画賞の3部門同時ノミネートされました。この他にも世界中の様々な映画祭で受賞・ノミネートされています。

主人公のアミンをはじめ周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作され、タリバンとアフガニスタンの現実、祖国から逃れて生き延びるために奮闘する人々の過酷な日々、ゲイであるのひとりの青年が、自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語が描かれています。

監督はジョナス・ポエール・ラスムーセンJonas Poher Rasmussen)、製作総指揮は、イギリス出身の俳優、ラッパーで映画『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたこともあるリズ・アーメッドRiz Ahmed)とデンマーク出身の俳優、プロデューサーでドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していたことで有名なニコライ・コスター=ワルドーNikolaj Coster-Waldau)が務めています。また、リズ・アーメッドは英語吹替版でアミンの声を担当し、ニコライ・コスター=ワルドーはラスムセン監督の声を担当しています。

難民という点においてはウクライナ情勢と重なるところもあり、今こそ見る映画かと思います。予告編に加えて、アミンとリズ・アーメッドのインタビュー動画もありましたので、併せてご覧ください。

『FLEE フリー』は6月10日(金)から全国公開中です。

アフガニスタンで生まれ育ったアミンは、
幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、
残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。
やがて家族とも離れ離れになり、
数年後たった一人でデンマークへと亡命した彼は、
30代半ばとなり研究者として成功を収め、
恋人の男性と結婚を果たそうとしていた。
だが、彼には恋人にも話していない、
20年以上も抱え続けていた秘密があった。
あまりに壮絶で心を揺さぶられずにはいられない過酷な半生を、
親友である映画監督の前で、
彼は静かに語り始める…。

映画概要
タイトル:FLEE フリー(Flugt)
(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フランス合作/2021)
公開:2022年6月10日(金)
監督:ヨナス・ポヘール・ラスムセン
製作総指揮:リズ・アーメッド、ニコライ・コスター=ワルドー
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/flee/
Twitter:https://twitter.com/FLEE_JP

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