どのくらいが普通？！
ゲイカップルに限らず、長年連れ添った多くのカップルが直面する問題の一つにセックスレスがあります。
セックスレスは、パートナー間の親密さやつながりに影響を与えることがあり、時にはそれが原因で別れるカップルもいます。一方で、セックスレスをきっかけにパートナーと真剣に話し合い、そこから関係を見直し、お互いが望むことを理解し合いながら乗り越えようとするカップルも少なくありません。
先日、長年連れ添うが故のセックスの悩みに関する記事をご紹介しました。どのカップルもセックスに関してさまざまな問題や不安を抱えているかもしれませんが、コミュニケーションなしでは状況は改善しません。
とは言え、長年付き合っているゲイカップルが一体どのくらいの頻度でセックスをしているのかは気になるものです。頻度が多いカップルもいれば、少ないカップルもいます。しかし重要なのは、セックスの回数そのものではなく、互いにその関係に満足しているかどうかです。セックスが少ないからと言って必ずしも関係が悪いわけではなく、逆に多くても満足していない場合もあるでしょう。結局のところ、大切なのはお互いの理解と合意があり、共に幸せを感じられていることなのかもしれません。
今回は長い間付き合っているカップルのセックスの頻度に関する記事をご紹介します。
長年連れ添うゲイ・カップルのセックスの頻度は？
すべての長期的な関係には、必ずハネムーン期が訪れるものである。しばらく一緒に過ごすと、最初に出会った頃と同じ頻度でセックスをすることは珍しいことである。しかし、どのくらい減るものなのだろうか？
あるゲイの男性が、その答えを求めてRedditに投稿した。彼は、”AskGayBros”のサブレディットにて「僕と彼氏は付き合って14年になります。付き合い始めの頃は、毎日3回（アナル）セックスしていました。これはモノガミー（一対一）の関係です。今では数週間に1回、オーラルセックスをするだけです。彼を本当に愛しているし、今はほとんど毎回僕がセックスを誘います。ただ、これが普通なのか知りたいです」と投稿した。
多くの男性が、自分の経験を進んで話してくれた。（”長期的な関係”の定義が多少主観的ではありますが）
1週間に1回
「9年経った今、週に1〜2回セックスして、バケーション中は毎日します」は好意的に受け入れられたコメントである。
「付き合って5年になります。週に1回くらいです。僕たちはあまり性欲があるほうではありませんが、やるときは楽しくやってます！自分たちの”普通”が一番。幸せならそれでいいんです！」という別の意見もあった。
また、別の人も「週に1回」で十分だと述べた。
「6年付き合って、週に1回。それがちょうどいい頻度です。僕たち二人にとってうまくいってます」
長く連れ添うカップルにおいては、多くは週に1回くらいのようである。週末のイベントになっているのかもしれない？
それでもまだ元気いっぱい
しかしながら、週に1回がルールというわけではない。あるカップルは今でも情熱的な関係を継続している。
「我々は30年間付き合っていますが、週に3〜4回セックスをしています。嘘ではありません」とある男性が述べた後、彼はその秘訣の一つを示した。「タダラフィルと知られている”シアリス”に助けられています。勃起不全がなくても、セックスへの欲望を大いにかき立て、いつでも準備ができている状態にしてくれます（笑）僕たちの関係にとって大きな転機でした」
別の人は、「9年（モノガミーで、外でのセックスなし）付き合っていて、週に3〜4回、挿入なしのセックスとアナルセックスもしています。バケーション中は毎日。お互い満足できるペースを話し合って見つけてください」と述べた。
性欲が強いと思われる別の男性は、「僕たちは付き合って10年。毎日セックスしています。時には1日に2回（お互いがすごく疲れていない限り）。アップダウンはありましたが、今はそのような状態です。カップルごとに違うとは思いますが、あなたがほとんど毎回セックスを誘っているなら、彼に何か問題があるかもしれないので話し合ったほうがいいかもしれません。そして、カップルセラピーやセックスセラピーを考えるのもいいかもしれません。セラピーは役に立ちますし、お互いにたくさんの面白い発見があるかもしれません」
セックスなし
中には、ほとんどセックスをしていないという人もいました。
「最後に口でしてもらったのは3年前くらいかな」と28年付き合っている男性が述べた。彼は、パートナーとキスやハグは未だしているとも述べた。
多くの人は、セックスの頻度は仕事の量や疲労などの状況によると指摘している。特別な日やバケーション中にセックスすることが多いようである。しかし、ほとんどの人が伝えたい重要なポイントは、コミュニケーションが非常に重要だということである。
「夫と7年付き合っています。彼は僕よりも性欲が強いです。それが一時期、問題となりました。彼が誘わなければいけないことに不満を感じていたんです。僕たちは話し合い、問題を解決しました」とある投稿者が述べた。彼はその後、大人のおもちゃを買ったり、発展場を訪れるなどして、一緒に性の探求をしたとも説明している。
「彼のフェチに対して最初は苦労しましたが、徐々に受け入れ、今はもっと参加するようになっています。それは僕たちにとって成長の経験でした。コミュニケーションが鍵です」
“普通”というものはない
他のカップルのセックスライフを知ることは興味深いものですが、最も支持されたコメントは、投稿者に他のカップルと自分の関係をあまり比較しないようにしたほうが良いということである。
「全く同じカップルは存在しません。もし不満があるなら、彼と話し合ってください。他のカップルにとっての『普通』は関係ありません」
投稿者は後に、すべての回答に感謝の言葉を添えた。
「みなさん、たくさんの返信をありがとうございました。本当に助かりました。そして、これが普通なんだと今ではわかりました。みんなに愛を」
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