旅行記、ときどきゲイ - 長崎旅行 in 2024<後編>

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2泊3日の長崎旅行

長崎旅行の2日目と3日目についてご紹介します。

2日目(軍艦島 → 大浦天主堂 → グラバー園 → 眼鏡橋  → 銅八銭 → 稲佐山山頂展望台)

2日目は車を使わず、バス、路面電車、徒歩移動で市内観光をしました。

軍艦島ツアー

今回、一番行きたかった世界文化遺産に登録されている軍艦島。
軍艦島(端島・はしま)は長崎港から船で18.5kmの距離に浮かび、伊王島、高島、中之島の先に位置しております。最盛期は世界一の人口密度で、様々な日本初、日本一を生み出した半人口島で、石炭全盛期、24時間3交代で操業していたとのことです。

軍艦島に行くには事前にツアーに予約をしておく必要があるとのことで、長崎旅行へ行く1ヶ月前くらいに「軍艦島コンシェルジュ」で予約をしました。スタンダードのチケットでしたが「軍艦島デジタルミュージアム」の見学付で、ミュージアムは軍艦島の歴史の勉強にもなりますし、クオリティーも高かったです。

ツアーにはベテランガイドさんがついていて、軍艦島だけではなく近隣島の歴史など詳しく説明してくれました。軍艦島への上陸は当日にならないとわからないのですが、7月のツアーはほとんど上陸ができなかったとのことです。ツアー当日も日差しが照り付ける猛暑日でしたが、軍艦島内では日傘をさすことができないとのことで帽子が被ってきて良かったと思いました。

船は軍艦島近くになると一周してくれて、色々な角度から外観を案内してくれます。上陸後は3ヶ所の見学広場があり、それぞれの場所でガイドさんが説明をしてくれました。とても貴重な体験をすることができました。

現在、この軍艦島を舞台にしたドラマ『海に眠るダイヤモンド』がTBSで毎週日曜よる9時から放送中です。

軍艦島(端島(はしま))
ホームページ:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/51797

大浦天主堂

軍艦島ツアーの後に向かったのは大浦天主堂です。大浦天主堂は、幕末の開国にともなって造成された長崎居留地に、在留外国人のために建設された中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会で、現存するものでは国内最古となるとのことです。

大浦天主堂の敷地内には大浦天主堂 キリシタン博物館が併設されており、禁教と潜伏の時代を経てキリスト教が解禁される流れとともに、大浦天主堂と神学校の歴史を歴史、日本のキリスト教の歴史、長崎大司教区が収蔵する貴重な資料なども展示されています。

大浦天主堂
ホームーページ:https://oura-church.jp/

グラバー園

坂の上にあるグラバー園はとにかく広いです。グラバー園からの景色はとても綺麗でしたが、猛暑でなかったらもっと楽しめたかもしれません。

グラバー園には、スコットランドの貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅をはじめ、3棟の国指定重要文化財と長崎市内に点在していた貴重な伝統的建造物が移築復元されています。グラバーは、1859年に長崎に到着し、日本の長崎における幕末から明治にかけて活躍した商人で武器貿易と薩摩・長州の支援、造船および産業の発展に貢献しました。

グラバー園
ホームページ:https://glover-garden.jp/

眼鏡橋

路面電車の「めがね橋駅」で下車して歩くと眼鏡橋があります。眼鏡橋は、1634(寛永11)年、興福寺の黙子如定(もくす にょじょう)禅師が架設したとされています。

眼鏡橋
ホームページ:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/95

銅八銭

眼鏡橋の後に中華街でご飯でも食べようと思ったのですが、中国人観光客の大群に遭遇し中華街での昼食は断念し、ホテルに戻る途中にある銅八銭でトルコライスと巨大なミルクセーキをいただきました。

銅八銭
住所:〒850-0054 長崎県長崎市上町6−7

稲佐山山頂展望台

2日目最後は、稲佐山山頂展望台です。
稲佐山には車ではなく、無料循環バス(事前予約要)があったので、事前予約して長崎駅からロープウェイ乗り場へ向かいました。バスはレトロで運転はちょっと荒かったです。ロープウェイは事前に印刷が必要ですが往復割引券もあります。ロープウェイで山頂の展望台へ向かい、通路を歩くと展望台があり、屋上へ向かうと綺麗な景色が広がっていました。

稲佐山公園
ホームページ:https://www.inasayama.com/

3日目(日本二十六聖人殉教地 & 日本二十六聖人記念館 → 長崎原爆資料館 & 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 & 平和公園 → カトリック神ノ島教会 → 東京)
3日目はもともと佐世保まで行こうと思っていたのですが、2日に予定して長崎原爆資料館と平和公園に行けなかったので、長崎市内観光をすることにしました。

日本二十六聖人殉教地 & 日本二十六聖人記念館

長崎駅から歩いて15分弱の所にある日本二十六聖人殉教地と日本二十六聖人記念館。

豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により、1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘です。記念館では、聖フランシスコ・ザビエルの渡来から明治時代までの日本のキリスト教の歴史、日本と南ヨーロッパとの出会いから生まれたキリシタン文化、二十六聖人をはじめとした殉教者のメッセージなどを紹介しています。

日本二十六聖人記念館
ホームページ:https://japan26martyrs.studio.site/

長崎原爆資料館 & 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 & 平和公園

今回の旅のもう一つの目的の長崎原爆資料館です。
長崎原爆資料館から入館しつもりが、いつの間にか国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に迷い込んでいました。平和祈念館ではボランティアの方が被爆体験記の朗読会をやっていたので、朗読を聞かせていただきました。

中高の修学旅行と大人になってから広島の平和記念公園は訪れたことは会ったのですが、今回、初めて長崎原爆資料館を訪れて、長崎に投下された原爆とその被害について改めて学ぶことができました。資料館の中で、被爆者の証言の動画は聞いていて胸が締めつけられるような内容も多く、当時の写真には目を覆いたくなるようなものもありました。展示されている品々や証言の一つ一つに、あの日の出来事が刻まれており、私たちは今の平和を当然のことと思っているかと改めて考えさせられました。また、平和公園には、昔教科書で目にした平和祈念像がありました。

長崎原爆資料館 / 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 / 平和公園
ホームページ:https://nabmuseum.jp/
      :https://www.peace-nagasaki.go.jp/
      :https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/130

カトリック神ノ島教会

軍艦島ツアーで海上から見えた岬のマリア像を間近で見てきました。純白のマリア像は神ノ島教会から海の方へ2分ほど歩くと鳥居が見え、その鳥居をくぐって階段をあがるとあります。

カトリック神ノ島教会
ホームページ:https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/1081

この後、長崎空港へ向けて車を走らせ、空港近くのリンガーハットで長崎ちゃんぽんを食べて東京へ戻りました。今回、佐世保へ行けなかったので、次回は佐世保や対馬も訪れてみたいと思ったのと、教会巡りをして長崎のキリシタンの歴史をもう少し深堀して学んでみたいとも思いました。

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