孤独と健康

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孤独になりたくないなら

多くの方々は、あえて “孤独” を望んではいないと思います。その一方で、何かの理由で孤独になってしまっている方もいらっしゃると思います。

皆さん、どのくらい孤独を感じていますか?

仕事をして、おいしい物を食べて、健康のためにジムに通っていたとしても、家に帰れば誰もいない。休日に行きたいところがあるけれど、一人で行くのはちょっと・・・。孤独を強く感じることで、精神的な負担にもなり、普段考えなくても良い事まで考えてしまうことも・・・。

実際は、その日を楽しむためにやっているのだと思いますが、ゲイの方々は上手に孤独を回避している方が多いように思います。ツイッターやインスタグラムなどを見てると、気の合う仲間で旅行に行ったり、同世代で集まったり、スポーツや趣味の集まりに参加したりと様々なコニュニティーがあり、羨ましく思ったりもします:)

孤独になりたくないのであれば、やはり自分から行動するしかありません。

知り合いが少ないのであれば、上に述べたような興味のある集まりに参加するのも良いですし、習い事やボランティア等に参加すれば、当事者以外の方とのつながりもできる可能性もあります。また、インターネットやSNSを使えば、人とのつながりを広げることもできます。ただし、インターネットやSNSによってどこまで実社会と同じようなつながりができるかは、使い方次第な所もあります。

個人的には、気を使いながら多くの知り合いレベルの人と一緒に過ごすことで逆に孤独を感じてしまうよりは、数は少なくても気心しれた仲間と一緒に過ごす方が幸せだったりするのかもしれません。一方で、まったくの新しい出会いが、あなたの新たな可能性を見いだしてくれるかもしれません。

ちょっとだけ勇気を振り絞って、最初の一歩を踏み出してみませんか?

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孤独が与える影響

孤独に関する200以上の研究についての新しい調査から、孤立は、体重より生活機会に与える影響が大きいことが明らかとなった。

孤立が公衆衛生の危険を増大させる中、社会的つながりは人間にとって極めて重要なものである。調査では、肥満が早期死亡の可能性が30%増える一方で、孤立は50%増えるということを明らかにした。

社会的つながりが弱い人たち(調査では、”独身” であるがために社会的つながりが弱くなていると例に挙げている)は、生活の質のレベルが低くなる可能性が高いという。

新しい環境への転居や周りと交流する十分な時間がないといった要因は、深刻な孤立につながると調査は言及している。

ブリガムヤング大学、心理学教授で主執筆者の Julianne Holt-Lunstad博士は、「他者と社会的につながっていることは、一般的に幸福や生きるうえで不可欠な人間の基本的ニーズとして考えられる」と述べた。

「極端な例では、人との触れ合いがほとんどない養護ケアの幼児は、成長できずに亡くなってしまうこともある。実際、社会的隔離や独房監禁は、罰の一つとして使われている」

研究者たちは、孤独や社会的隔離は、肥満より公衆衛生により高い危険を及ぼすと結論づけている。

Holt-Lunstad博士は、「社会的隔離や孤独は若年死亡率を大幅に上昇させる確固たる証拠があり、そのリスクの度合いは多くの主要な健康指標を越えている」と述べた。

「高齢化社会が進行する中で、公衆衛生への影響の増加だけが予想されている。実際、世界中の多くの国々では、”孤独のまん延”に直面していると示唆している」

以前の研究では、ゲイやバイセクシャルの当事者は、メンタルヘルスの問題に直面しやすいということが明らかになっている。

ある研究では、ゲイやバイセクシャルの当事者は、ストレートに比べて不相応に影響を受けるということがわかっている。11%のゲイ、15%のバイセクシャルの人たちがメンタルヘルスの問題を抱えている一方で、ストレートは5%となっている。

10代のトランスジェンダーにおいては、最近のレポートでは、40%もの10代のトランスジェンダーが自殺を考えたことがあると示している。

10代のトランスジェンダーからのホットラインへ助けを求める電話の件数は、トランプ政権になってから2倍に増えている。

関連記事:Being lonely and single can kill you faster than being morbidly obese, study finds

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