前回アナルセックスをした際、コンドームを使わなかったゲイの人数に驚愕
新たな調査では、2/3(65%)のゲイとバイセクシャルの男性が前回アナルセックスをした際にコンドームを使わず、そのうち27%は自身の性生活を「危険」だと言っているといことが明らかになった。
その調査はUKに拠点を置く男性の健康慈善団体 ”Gay Men Fight Aids” によってまとめられた。研究者たちは、500名のゲイとバイセクシャルの男性を対象に調査を行なった。
「我々はすべてリスクを別々に測定しました」とゲイとバイセクシャルの男性のためのサービスを専門にしているクリニックで働くDavid Stuart氏は述べた。「HIVだけをリスクと関連づける人もいれば、全てのSTI(性感染症)を潜在的なリスクとして考える人もいます。その他にはリスクを性的に魅力がない、体形がたるんでいる、面白くないなどの拒否基準で計測している人もいます」
Newsweekは以下のように報じている。
直近で性的関係を持った際、コンドームを使わなかったことを大多数は認めたものの、このことは、生でセックスをすることが必ずしも危険であるということを示しているわけではない。結婚もしくは、長期にわたって付き合っている同性カップルはセックスの際、コンドームを使わない選択をしているかもしれない。
そして、もちろんHIV感染から身を守るPrEP(※)を服用している男性もいる。
※PrEPは曝露前予防内服(Pre-Exposure Prophylaxis) のことで、HIV陰性の状態の時から抗HIV薬を服用することで感染を防ぐこと。
Jimmyという36歳の回答者は、コンドームを使うかどうかは相手がどうしたいかによると答えた。
「以前会った数名の男性とのことです」と彼は説明した。 「コンドーム無しでやった男性もいれば、コンドームを着けることを希望する人もいました。両者とも私がPrEPを服用しているので気にていませんでした」
さらに、Jimmyは相手がHIV陽性であることをわかった上でセックスをすることに抵抗はないと述べた。「それらが検知できない限り、リスクはありません。PrEPを服用している今、感染のリスクの確率はかなり減っています」
最新の調査では、ゲイとバイセクシャルの男性の40%が定期的に無防備な性交渉をしているということを明らかにした昨年の調査と同じような結果となった。
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