浮気と幸せとの繋がり
浮気したことありますか?
ドキッとしたあなたも、そうでないあなたも、しちゃったあなたも、してみたいなんて考えているあなたも、今日は少し「浮気」について考えてみましょう。
前回はゲイのセックスに関する調査結果をご紹介しましたが、今回は、ゲイの浮気事情に関する調査結果についての記事をご紹介します。
我が家は何だかんだで10年近く付き合っているのすが、そのことを話したりすると、
「まだあるの?」
「外ではやってるの?」
といったことを聞かれます。
こうも長い期間付き合っていれば、色々ありますが、そのようなことはないはず(少なくとも私は)なのですが、これがかえって周りからしてみたら現実味がないようです。それくらいゲイの間では、浮気があってもおかしくない、付き合っても長く続かないということがよくあることとして認識されているのかもしれません。
浮気や付き合い方についての考え方は人それぞれですし、お互いそれらを理解したうえで、他者に迷惑がかからないのであれば周りがどうこういうものでもないかと思います。ただ、もしパートナーがいて、浮気をしてしまい性感染症に感染してしまったら、それは1人だけの問題ではありません。浮気をしてしまったことは100歩譲って許したとしても、浮気によって性感染症にかかり、そのことをパートナーに伝えないというのまた別の話です。
実際のところ、「浮気をしないこと」、「長く付き合うこと」が必ずしも幸せに繋がるわけではありません。浮気をしないことでパートナーから少なからず信頼は得られるかと思いますが、その他、例えば、お金にルーズな点があった場合、人によっては信頼できない、幸せではない、別れたいとなるのかもしれません。一方で、浮気をしてもそれを上回る何かがあれば、お互い幸せを感じられることもあるかもしれません。
浮気をしたことある人が、浮気される立場になったとき、「こっちも浮気してやる!」と思うか「こんな想いをさせてしまったのか」と思うかはその人によります。「ゲイだから浮気をしても大丈夫」、「男同士の付き合いだから長く続かない」というのは一理あるかもしれませんが、自分の行動を単に肯定させるため言ってたりしませんか。
そのまま前に進むのも良し、これまでの自分を振り返ってみるのも良し。ゲイだから浮気は仕方ないのかを今一度考えてみてはいかがでしょうか。
実際の問題は意思の不疎通
パートナーを裏切って浮気をしているゲイの男性の人数は?!
ここで速報をひとつ。非常にたくさんの人々が浮気をしている。統計では、我々が想像している以上に、そして全体的に常日頃から起こっている。
最新の調査では、1対1の恋愛関係にあるゲイの男性の大多数(52%)が、恋人やパートナーを裏切って浮気をしたことがあり、彼らのうちの45%は、パートナーにはバレていないという。
合計しておよそ1,000人のゲイとバイセクシャルの男子が “FS magazine” による調査に参加した。
浮気をしている52%のうち17%の回答者は、浮気をしたことで性感染症にかかったことがあるといい、61%がそのことをパートナーに告げていないという。
彼らお互い同士で裏切っているゲイの男性の数はさらに多く、回答者の58%はパートナーが浮気をしていると答えている。
しかし、その多くは1対1の恋愛関係にあるカップルに限定されてたものではない。オープン・リレーションシップにある40%の回答者は、ある時点において彼らもしくは、彼らのパートナーが付き合う上でのルールを破っているという。
“Health Equality and Rights Organisation” の最高責任者であるイアン・ハウリー氏は、調査結果は信頼し合った関係であっても、定期的に性感染症の検査を受けることの重要性を再度強調していると述べている。
「パートナーを裏切って浮気をしていることを認めた17%のゲイの男性は、性感染症もしくは、HIVに感染しています」と彼はいう。「我々は、恋愛関係にあるかないかに関わらず、性的に活発なすべてのゲイの男性に最低でも年2回は性感染症やHIVの検査を受けるよう勧めています」
皆さん、正直になってみよう。1対1の恋愛関係は万人向けではない。それは結構なことである。実際の問題は、1対1の恋愛関係にあるのではなく、意思の不疎通である。我々はしばし、パートナーと話をすることや、自分たち自身に正直でいることを恐れている。そして、秘密にしておくことは両者の間で分かち合う愛を毒してしまうのである。
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