オランダ、ロッテルダム開催のユーロビジョン・ソング・コンテスト2021 5月20日(木)のセミファイナル2通過者を予想

ユーロビジョン・ソング・コンテスト
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待望のユーロビジョン・ソング・コンテスト2021

ついに今月18日(火)、20日(木)、22日(土)にオランダ、ロッテルダムで開催されるユーロビジョン・ソング・コンテスト2021

前回は18日(火)のセミファイナル1の予想をおこないましたが、今回は20日(木)のセミファイナル2に出場する17ヶ国からファイナル出場するかもしれない(出場してもらいたい)10ヶ国の予想をご紹介します。

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セミファイナル2は、17ヶ国から10ヶ国がファイナルへ

こちらがセミファイナル2に参加するアーティストとパフォーマンスの順番になります。

順番 アーティスト
1 San Marino
サン マリノ
Senhit Adrenalina
2 Estonia
エストニア
Uku Suviste The Lucky One
Czech Republic
チェコ
Benny Cristo Omaga
4 Greece
ギリシャ
Stefania Last Dance
5 Austria
オーストリア
Vincent Bueno Amen
6 Poland
ポーランド
Rafał The Ride
7 Moldova
モルドバ
Natalia Gordienko Sugar
8 Iceland
アイスランド
Daði og Gagnamagnið 10 Years
Serbia
セルビア
Hurricane Loco Loco
10 Georgia
ジョージア
Tornike Kipiani You
11 Albania
アルバニア
Anxhela Peristeri Karma
12 Portugal
ポルトガル
The Black Mamba Love Is on My Side
13 Bulgaria
ブルガリア
Victoria Growing Up Is Getting Old
14 Finland
フィンランド
Blind Channel Dark Side
15 Latvia
ラトビア
Samanta Tīna The Moon Is Rising
16 Switzerland
スイス
Gjon’s Tears Tout l’Univers
17 Denmark
デンマーク
Fyr & Flamme Øve os på hinanden

これまで紹介したお気に入りのアーティストの内、セミファイナル2に出場するアーティストは黄色の色をつけた3組です。セミファイナル1に出場者の中には、セミファイナル2に出場していたらファイナルに進めるんじゃないかという国もあるのではないかと思ったりもしておりますが、こればっかりは仕方ないです。

これまで紹介してきたお気に入りの12組のアーティストはこちらをご覧ください。

残りの7枠については、ギリシャのステファニア(Stefania)、オーストリアのヴィンセント・ブエノ(Vincent Bueno)、モルドバのナタリア・ゴルディエンコ(Natalia Gordienko)、 アイスランドのDaði og Gagnamagnið、フィンランドのブラインド・チャンネル(Blind Channel)、ラトビアのサマンサ・ティナ(Samanth Tina)、スイスのジョンズ・ティアーズ(Gjon’s Tears)の7組を選んでみました。

Stefania – Last Dance – Greece 🇬🇷 

ギリシャ代表のオランダ生まれのギリシャ人歌手で女優のステファニア(Stefania)

現在18歳のステファニアは、2016年にガールズグループ「Kisses」でジュニア・ユーロビジョン・ソングコンテストに出場しました。その後はソロ活動を始め、歌手としてはもちろんのことドラマや映画に出演するなど女優としても活躍しています。

ギリシャ代表の選考は、国営ギリシャ放送(Hellenic Broadcasting Corporation)の内部選考によって行われ、昨年に引き続きステファニアが代表に選ばれました。今年は80年代を思わせる懐かしい感じもするダンスソングの「Last Dance」で優勝を狙います。

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Vincent Bueno – Amen – Austria 🇦🇹

オーストリア代表のフィリピン系オーストリア人の歌手のVincent Beeno(ビンセント・ブエノ)

ヴィンセントは2008年にオーストリア放送協会(Österreichischer Rundfunk)のミュージカルコンテストの番組「Musical! Die Show」で優勝をしました。また、フィリピンのテレビ番組に出演するなど国内外でも活躍しています。

オーストリアの代表の選考は、オーストリア放送協会の内部選考によって行われ、昨年に続きヴィンセントが代表に選ばれました。今年の曲「Amen」は、スロベニア代表のAna Sokličと同じ曲名ですが、もちろん曲は全く異なります。ヴィンセントの高い歌唱力に聞き入ってしまうような素敵な曲になっています。

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Natalia Gordienko – SUGAR – Moldova 🇲🇩

モルドバ代表の歌手でダンサーのナタリア・ゴルディエンコ(Natalia Gordienko)

ナタリアは、2006年にアルセニェ(Arsenium)とコネクト-R(Connect-R)と共にユーロビジョン・アテネ大会に出場した経験があります。

ナタリアも昨年に引き続きモルドバ代表に選ばれています。今年の「Sugar」は昨年の曲「Prison」とは全く異なり、ポップなダンスソングでちょこっとセクシーでキャッチーな曲になっています。ダンサーでもあるナタリアの魅力いっぱいの曲です。

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Daði og Gagnamagnið – 10 Years – Iceland 🇮🇸

アイスランド代表の6人組のユニットDaði og Gagnamagnið

メンバーは、ヴォーカルのダディ・フレイル(Daði Freyr Pétursson)、奥さんのÁrný Fjóla Ásmundsdóttir、Stefán Hannesson、Jóhann Sigurður Jóhannsson、Sigrún Birna Pétursdóttir、Hulda Kristín Kolbrúnardóttirの6人で活動しています。Daði og Gagnamagniðはアイスランド代表ですが、ダディはドイツ、ベルリン在住です。

Daði og Gagnamagniðは、これまでアイスランド代表選考大会のSöngvakeppninに2回出場しており、2017年は「Is This Love?」で2位になり、2020年は、2019年に生まれた娘さんを想って書かれた曲「Think About Things」で優勝を果たしました。この曲は、ユーロビジョン2020がキャンセルになりましたが、ヨーロッパ諸国でスマッシュヒットとなりました。

2021年のアイスランド代表を選ぶ国内選考大会は開催されず、Daði og Gagnamagniðは昨年に引き続き代表となっています。一見、ユニークなDaði og Gagnamagniðですが、今年の曲「10 Years」もいい感じに仕上がっています。

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Twitter: https://twitter.com/dadimakesmusic

Blind Channel – Dark Side – Finland 🇫🇮

フィンランド代表の6人組のポスト・ハードコアバンドのブラインド・チャンネル(Blind Channel)

ブランイド・チャンネルは、ヴォーカルのJoel HokkaとNiko Moilanen、ギターのJoonas Porko、ギターとバッキングボーカルのOlli Matela、ベースのTommi Lalli、ドラムのAleksi Kaunisvesiの6人で活動しています。毎年、ユーロビジョンの出場者の中では数少ないロックバンドですが、今年に関してはイタリア代表のマネスキン(Måneskin)とブラインド・チャンネルの2組のみです。

ブラインド・チャンネルの「Dark Side」は、リンキン・パークを思わせるようなパンチが利きつつも、ロック好きではない人でも聞いてしまう中毒性もありつつスカッとするような曲に仕上がっています。

昨年、フィンランドの代表はAksel Kankaanrantaでしたが、国内選考大会のUuden Musiikin Kilpailu 2021が開催され、ブランド・チャンネルは断トツで優勝し、フィンランドの代表の座を勝ち取りました。

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Samanta Tina – The Moon is Rising – Latvia 🇱🇻 

ラトビア代表のシンガーソングライターのサマンタ・ティナ(Samanta Tina)

サマンタはこれまでラトビアの国内選考大会のSupernovaに6回出場し、2012年と2013年に2位になりました。また、2015年と2017年には第2の故郷、リトアニア代表の座をかけて国内選考大会に出場したこともあります。2020年の国内選考大会で念願の優勝を果たし、ラトビア代表となり、2021年は国内選考大会は開催されず、内部選考によって代表に選ばれました。

今年の曲「The Moon is Rising」は女性のためのエンパワーメントソングで、自分らしくいることや他の人と違うことを恐れずに、自分を愛し信じることで、周りからも愛されようになるといったメッセージが込められています。また、MVの中で、自分の手で王冠に見立てて頭に置いシーンがありますが、これは自分が王となり自分の人生をコントロールする勇気を女性にも持ってもらいたいという想いが込められています。さらにMVにはドラッグクィーンの出演や同性のキスシーンもあり、ステージでのパフォーマンスが楽しみの曲の1つです。

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Gjon’s Tears – Tout l’Univers – Switzerland 🇨🇭

スイス代表のシンガーソングライターのジョンズ・ティアーズ(Gjon’s Tears)

子供のころからオーディション番組に出場しており、2019年にはフランス版オーディション番組のThe Voice:la plus belle voixに出場し、セミファイナルまで進みました。スイス代表はスイス放送協会の内部選考により選ばれており、昨年に引き続き今年もジョンズ・ティアーズが選ばれています。

今年の曲「Tout l’Univers」はフランス語の歌詞になります。MVもとても素晴らしく、彼の透き通った歌声と絶妙にマッチしており、ユーロビジョン2021の予想では彼を本命視している人も多くいます。この世界観をロッテルダム大会のステージでどう表現するのかが楽しみなところです。

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