ユーロビジョン2023、26ヶ国が出場する5月13日(土)開催のグランドファイナルのトップ10を予想

ユーロビジョン・ソング・コンテスト
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大混戦のユーロビジョン2023の優勝を手にするのは?!

イギリス、リバプールで開催されているユーロビジョン・ソング・コンテスト2023もついにグランドファイナルとなりました。

グランドファイナルは5月13日(土)(日本時間 14日(日)早朝4時~)から開催され、セミファイナル1&2から各10ヶ国、グランドファイナルから参加する昨年の優勝国のウクライナ、Big fiveの5ヶ国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス)の計26ヶ国が出場します。

セミファイナル1は大方予想通りでしたが、セミファイナル2はやはり混戦となりました。その中でも、期待していたジョージアのイルIru)が敗退したことはかなり残念でした。今年のセミファイナルは視聴者票(Televoting)のみだったということと、コロナ前の大会の状態にほぼ戻ったこともあり、歌唱力はもちろんですが、ノリの良い盛り上がる曲、インパクトの強いステージパフォーマンスが票を左右したようにも思います。

グランドファイナルに進めた国もそうでない国も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。是非、各国のパフォーマンスをご覧ください。

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グランドファイナルのトップ10を予想

グランドファイナルのパフォーマンスの順番は以下の通りです。

順番CountryArtistSong
1Austria
オーストリア
Teya  and SalenaWho The Hell Is Edgar?
2Portugal
ポルトガル
MimicatAi Coração
3Switzerland
スイス
Remo ForrerWatergun
4Poland
ポーランド
BlankaSolo
5Serbia
セルビア
Luke BlackSamo mi se spava
6France
フランス
La ZarraÉvidemment
7Cyprus
キプロス
Andrew LambrouBreak A Broken Heart
8Spain
スペイン
Blanca PalomaEaea
9Sweden
スウェーデン
LoreenTattoo
10Albania
アルバニア
Albina & Familja KelmendiDuje
11Italy
イタリア
Marco MengoniDue vite
12Estonia
エストニア
ALIKABridges
13Finland
フィンランド
KäärijäCha Cha Cha
14Czech Republic
チェコ
VesnaMy sister's crown
15Australia
オーストラリア
VoyagerPromise
16Belgium
ベルギー
GustaphBecause Of You
17Armenia
アルメニア
BrunetteFuture Lover
18Moldova
モルドバ
Pasha ParfenySoarele și Luna
19Ukraine
ウクライナ
TVORCHIHeart Of Steel
20Norway
ノルウェー
AlessandraQueen Of Kings
21Germany
ドイツ
Lord Of The LostBlood & Glitter
22Lithuania
リトアニア
Monika LinkytėStay
23Israel
イスラエル
Noa KirelUnicorn
24Slovenia
スロベニア
Joker Out Carpe Diem
25Croatia
クロアチア
Let 3Mama ŠČ!
26UK
イギリス
Mae MullerI Wrote A Song

グランドファイナルから出場するウクライナとBig Fiveは、セミファイナル1&2でパフォーマンスを行っています。

今年のグランドファイナルは、フィンランドのカーリヤ(Käärijä)、スウェーデンのロリーン(Loreen)、イスラエルのノア・キレル(Noa Kirel)、スペインのブランカ・パロマ(Blanca Paloma)あたりが優勝争いを展開するのではないかと予想しております。

セミファイナル1では、クロアチアのレット3(Let 3)とセミファイナル2では、ポーランドのブランカ(Blanka)が恐らく予想外に高い視聴者票を獲得したのではないかと思っているのですが、グランドファイナルではJuryの票はそこまで期待できない気もするので、優勝争いには絡んでこないのではないかと思っています。

各セミファイナルでのパフォーマンスを踏まえてトップ10を予想してみました。

1. カーリア(Käärijä)- Cha Cha Cha | Finland

セミファイナル1に出場したフィンランド代表のカーリア(Käärijä)。

国内選考会のUMKからさらにパワーアップしたステージパフォーマンスを行い、観客の盛り上がりはセミファイナル1&2を通して、一番盛り上がっていたと思います。

カーリヤのキャラクターも愛くるしいですし、とにかく勢いとパンチの効いた「Cha Cha Cha」はユーロビジョンならではの曲です。視聴者票は恐らくかなりの高得点を期待できると思うので、優勝を左右するのはJuryによる点数次第になるかと思います。

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2. ロリーン(Loreen) – Tattoo | Sweden

セミファイナル1に出場したスウェーデン代表のロリーン

エレガントでいつも笑顔を絶やさないロリンですが、ステージパフォーマンスになると、一気にアーティストモードに入ります。国内選考会のMelodifestivalenでも「Tattoo」のパフォーマンスを見ているのですが、セミファイナル1で改めて見て、さすがロリーンといった感動から鳥肌が立つほどの圧巻のパフォーマンスでした。

多くのユーロビジョンファンは今年はロリーンが優勝するのではないかと思っており、その可能性はかなり高いです。Juryからの評価は高いですし、ユーロビジョンファンなら2015年の「Euphoria」での優勝を知らない人はいないと思いますが、その優勝を知らない視聴者がどこまで票を伸ばすかが優勝の鍵を握っているかもしれません。

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3. ノア・キレル(Noa Kirel) – Unicorn | Israel

セミファイナル1に出場したイスラエル代表のノア・キレル(Noa Kirel)。

これまでPrePartyではパフォーマンスは行っていなかったため、今回が「Unicorn」初披露でした。歌唱力はもちろんのこと、完璧にまで構成されたステージパフォーマンス、そして、観客が注目していたラストのダンスは会場を大いに盛り上げました。

ノアが素晴らしい才能あるアーティストであることは、あのパフォーマンスを見ればおわかりいただけると思いますが、個人的な感想としては綺麗に仕上げ過ぎで感動とまではいきませんでした。ただ、グランドファイナルでは、Juryと視聴者からも十分に高い票を期待できると思いますし、トップ3内になる可能性はかなり高いと思います。

 

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4. ブランカ・パロマ(Blanca Paloma) – EAEA | Spain

セミファイナル2でパフォーマンを行ったスペイン代表のブランカ・パロマ(Blanca Paloma)。

ユーロビジョンやJuryのファンからの期待度はかなり高いブランカですが、個人的には正直あまり感じるものはないのですが、Big Fiveの女性アーティストの中では一番パフォーマンスは安定していますし、オリジナリティーと独特な世界観という点ではとても興味深いパフォーマンスです。

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5. ヴェスナ(Vesna) – My Sister’s Crown | Czechia

セミファイナル1に出場したチェコ代表のヴェスナ(Vesna)です。

これまでのPrePartyでの「My Sister’s Crown」のパフォーマンスは、調和という点で少し不安だったのですが、セミファイナルでのパフォーマンスは期待以上のものでした。ピンクの衣装と長い三つ編みの髪というのも素敵でしたし、メインボーカルとコーラスも上手に調和しており、ステージでの演出もステージを最大限に活用していたのがとても素晴らしかったです。Juryと視聴者からも十分に高い票を期待できると思いますし、トップ5に食い込んできてもおかしくないと思います。

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6.マルコ・メンゴーニ(Marco Mengoni) – Due Vite | Italy

セミファイナル1でパフォーマンスを行ったイタリア代表のマルコ・メンゴーニ(Marco Mengoni)。

マルコ・メンゴーニの透き通るような歌声による「Due Vite」のパフォーマンスは余計な小細工はしないといったシンプルなものでした。ただ、ステージの後方にだけセットがあり、2人のパフォーマーがトランポリンで落ちたり上ったりする演出がされていたのですが、マルコが映るたびに背景にチラチラと映るので気が散ってしまいました。イタリアのスーパースターのマルコですが、視聴者票はかなり期待できると思うので、あとはJuryの票がどこまで伸びるかによると思います。

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7. ブルネッテ(Brunette) – Future Lover | Armenia

セミファイナル2に出場したアルメニア代表のブルネッテ(Brunette)。

セミファイナル2で披露した「Future Lover」のパフォーマンスは、歌唱力、ダンス、ステージでの演出共に素晴らしいものでした。MVがあまりにも斬新だったので、どこまでその世界観を壊さずにいられるのかと少し心配していましたが、セミファイナル2では期待以上のものを見せてくれました。

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セミファイナル2でパフォーマンスを行ったウクライナ代表のトヴォルチ(TVORCHI)。

昨年、ウクライナはかなり高い視聴者票を獲得していることもあり、今年も同様に視聴者票は期待できると思います。「Heart Of Steel」は、ミドルテンポの曲で他の国に比べると少し弱いと思ったのですが、ステージでのSFっぽいクリエティブな演出が曲とマッチしており、ウクライナの音楽性の高さを感じます。

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9. レモ・フォラー(Remo Forrer) – Watergun | Switzerland

セミファイナル1に出場したスイス代表のレモ・フォラー(Remo Forrer)。

リバプール大会でのパフォーマンスの中で、個人的に1番好きなのがレモ・フォラーの「Watergun」です。これまでMVやライブパフォーマンスの動画は見ていましたが、セミファイナル1でのパフォーマンスは見るたびに鳥肌が立ちます。レモの抜群の歌唱力とスイスのセンスの良さを感じる演出は必見です。

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10. グスタフ(Gustaph) – Because Of You | Belgium

セミファイナル2に出場したベルギー代表のグスタフ(Gustaph)。

ベルギー代表に選ばれたころの評価はなぜかあまり高くなかったのですが、PrePartyにも積極に参加したこともあり、ユーロビジョンファンもグスタフの人柄や彼の素晴らしさに気が付いてくれたようです。グスタフ推しとしてはとてもうれしい限りです。

セミファイナル1での「Because of You」のパフォーマンスは、ピンクと白の衣装を身にまとったグスタフ、3人のコーラスの女性、そしてヴォーギングも見せてくれたダンサーとの息もぴったりで上手に演出されていました。セミファイナルでの評価も良かったようですし、グランドファイナルでも期待してます。

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