ゾッとするほど美しい
2020年2月に日本で公開された『ミッドサマー(MIDSOMMAR)』は、スウェーデンの奥地で開かれる「90年に一度の祝祭」を舞台にした作品です。緻密な脚本、ちりばめられた伏線が話題になり、日本でもリピーターも続出するほどでした。
待望の『ミッドサマー』がNetflixで9月9日(木)から配信されることになりました。(『ミッドサマー ディレクターズカット版』は9月16日(木)配信スタートです。)
監督・脚本を務めたのはアリ・アスター(Ari Aster)監督。2018年の長編初監督作品『ヘレディタリー/継承』がサンダンス映画祭で上映されると、批評家から絶賛され、世界中の映画誌、映画サイトのベスト作品に選出されました。作品はもちろんのこと、主演を務めたトニーコレット(Toni Collette)も数々の賞を受賞しました。
この作品の登場人物のダニー役をフローレンス・ピュー(Florence Pugh)、クリスチャン役をジャック・レイナー(Jack Reynor)、ジョシュ役をウィリアム・ジャクソン・ハーパー(William Jackson Harper)、ペレ役をヴィルヘルム・ブロングレン(Vilhelm Blomgren)、マーク役をウィル・ポールター(Will Poulter)、サイモン役をアーチ・マデクウィ(Archie Madekwe)が演じています。
ちなみに、この映画でも大胆な演技に挑んだジャック・レイナーは、Amazonプライムの「モダン・ラブ」シーズン2に出演しています。
『ミッドサマー』は、アリ・アスター監督が発言しているようにホラー映画ではないようです。確かに、ホラー映画というとだいたい暗闇で事件が起こりますが、この映画は明るいです。でも、明るいけれど恐ろしい、むしろ、明るいから恐ろしいのかもしれません。
是非、ご覧ください。
家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
映画概要
タイトル:ミッドサマー(MIDSOMMAR)
監督・脚本:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ヴィルヘルム・ブロングレン、ウィル・ポールター 等
公式サイト:https://www.instagram.com/midsommarmovie/
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