ヨーロッパの貴重な映画が見れる映画祭
今年第20回を迎える「EUフィルムデーズ」。
EUフィルムデーズは欧州連合（EU）加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映するユニークな映画祭です。
今回は、「映画でつながる、ヨーロッパ」のキャッチフレーズのもと、20回目の節目を迎える本年はEU加盟全27カ国が参加し、EUが重視する文化的多様性と社会的包摂（ソーシャル・インクルージョン：社会的に弱い立場にある人を排除・孤立させることなく、共に支え合う社会）をテーマとした作品が上映されるとのことです。また、今年はマルタ共和国が参加し、EU加盟全27カ国が参加する初の機会となるとのことです。
東京、京都、広島の3会場で開催され、さらにはオンラインでの配信も予定されているとのことです。EU加盟全27カ国からの27作品に加えて、オンライン限定作品が4作品上映されます。
■東京 – 国立映画アーカイブ 5/28(土) – 6/23(木) ※月曜日は休映
■京都 – 京都府京都文化博物館 6/21(火) – 7/18(月・祝) ※祝日以外の月曜休館
■広島 – 広島市映像文化ライブラリー 8/23(火) – 8/31(水)
公式サイト：https://eufilmdays.jp/
今回はEUフィルムデーズからLGBTQ関連の2作品についてご紹介します。
恋人はアンバー（アイルランド）
アイルランドからは29回レインボー・リール東京 ～東京国際レズビアン&ゲイ映画祭～」でも上映された「恋人はアンバー（Dating Amber）」が上映されます。
1990年代半ば、アイルランドの田舎町。エディとアンバーは、周囲にセクシュアリティを悟られないようカップルを演じることに。エディは父のように軍隊に入ることを望むも、アンバーは自由な大都会ロンドンに引っ越すことを夢見ている。しかし、2人の“理想的”な関係はやがて崩れ始める。笑いと感動を誘う本作は、10代ならではの紆余曲折を真正面から描いた青春映画。
映画概要
タイトル：恋人はアンバー（Dating Amber）／2020年／アイルランド
監督: デヴィッド・フライン（David Frye）
出演：フィオン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ウォード
[上映スケジュール]
■東京：2022年6月2日(木) 15:00 / 6月22日(水) 18:20
■京都：2022年7月1日(金) 18:30 / 7月2日(土) 13:30
■広島：調整中
海に向かうローラ（ベルギー／フランス）
先月開催された【Q(WE)R FILMS】でも上映された「Lola vers la mer（海に向かうローラ）」が上映されます。本作品はオンライン限定作品です。
母の遺灰を撒くために、父親と海岸へと旅立つローラ。しかし彼女はかつて、少年 “リオネル” だった…。
映画概要
タイトル：海に向かうローラ｜Lola vers la Mer｜2019年｜90分｜ベルギー/フランス
監督：ローレント・ミケーリ（Laurent Micheli）
出演：Benoît Magimel、Mya Bollaers、Els Deceukelier、Sami Outalbali
この他にも普段あまり馴染みのないヨーロッパの国々のユニークで素敵な映画が上映されることになっております。詳細は、上映スケジュールをご確認ください。
EUフィルムデーズ
[上映スケジュール]
■東京 – 国立映画アーカイブ 5/28(土) – 6/23(木) ※月曜日は休映
■京都 – 京都府京都文化博物館 6/21(火) – 7/18(月・祝) ※祝日以外の月曜休館
■広島 – 広島市映像文化ライブラリー 8/23(火) – 8/31(水)
公式サイト：https://eufilmdays.jp/
Intagram：https://www.instagram.com/eufilmdays/
Twitter：https://twitter.com/eufilmdays
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