大人のクィア・ファンタジー
イギリス発のクィア・ファンタジーシリーズ『ネイサンと悪の血脈（The Bastard Son & The Devil Himself ）』シーズン1、全8話が2022年10月28日（金）からNetflixで配信スタートしました。
『ネイサンと悪の血脈』は、魔法使い、魔術、殺人、流血、暴力、クィアの三角関係などを盛り込んだ大人向けのファンタジーシリーズです。
主人公は、大虐殺を引き起こしたとして悪名高いブラッド族の魔法使いのマーカス・エッジを父に持つ16歳のネイサン・バーン。
ネイサンは、その血筋からブラッド族と敵対するフェアボーン族の評議会によって何年もの間監視されていました。ブラッド族とフェアボーン族の争いが激しさを増す中、ネイサンは17歳の儀式（3つの贈り物をもらい一族の血を飲んで魔力を得る）の当日を迎える前に転校生でフェアボーン族のアナリースと父親の血の持ち主であるマーキュリーの部下であるゲイのガブリエルの3人でマーキュリーの元へ向かうことに・・・。
主人公のネイサン役をイギリス人俳優のジェイ・ライカーゴ（Jay Lycurgo）、アナリース役をナディア・パークス（Nadia Parkes）、ガブリエル役をベルギー出身のエミリアン・ヴェケマンズ（Emilien Vekemans）、ネイサンを敵対視している姉のジェシカ役をソベル・ジェスパー・ジョーンズ（Isobel Jesper Jones）、アナリースの父親でフェアボーン評議会の防衛部の最高責任者のソール役をポール・レディ（Paul Ready）が演じています。ちなみに、エミリアン・ヴェケマンズは、Amazonプライムビデオで配信されている「ヴォルテール高校へようこそ（Mixte）」にも出演しています。
魔法といったファンタジー世界の中に、グロテスクなシーン（特にアナリースの魔力のデシメーションは凄いです）、恋愛、クィア要素などが適度に盛り込まれた本作は、大人のハリー・ポッターシリーズとまではいかないかもしれませんが、とても面白いストーリー展開の作品です。
現時点ではシーズン2が配信されるかは未定ですが、シーズン2を期待させるようなラストシーンとなっています。是非、ご覧ください。
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残酷極まりない大虐殺を引き起こしたとして悪名高い魔法使いを父に持つ青年は、対立する2つの魔族に翻弄されながら、自分のいるべき場所と力を見いだしていく。
番組概要
タイトル：ネイサンと悪の血脈（The Bastard Son & The Devil Himself）｜
配信：Netflix 2022年10月28日（金）配信スタート
原作：制作：ジョー・バートン
出演：ジェイ・ライカーゴ、ナディア・パークス、エミリアン・ヴェケマンズ、ポール・レディ、イソベル・ジェスパー・ジョーンズ、カレン・コネル、フェインティ・バログン
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