これは選挙か、それとも戦争か
アカデミー賞脚色賞受賞、8部門ノミネートされた話題作『教皇選挙(英題:Conclave)』が2025年3月20日(木・祝)より日本で公開されました。
『教皇選挙』は、カトリック教会の総本山・バチカンのトップに君臨するローマ教皇の死去後、次期ローマ教皇を決める教皇選挙(コンクラーベ)を描いた作品です。
2025年3月に行われた第97回アカデミー賞において作品賞含む8部門(作品賞|主演男優賞|助演女優賞|脚色賞|編集賞|美術賞|衣装デザイン賞|作曲賞)にノミネートされ、脚本を担当したピーター・ストローハン(Peter Straughan)が脚色賞を受賞しました。
本作は、イギリスの作家ロバート・ハリス(Robert Harris)が2016年に発表した『Conclave』を原作とし、監督はエドワード・ベルガー(Edward Berger)が務めています。
選挙を執り仕切る首席枢機卿のローレンス役をレイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)、米国出身、バチカン教区のベリーニ役をスタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)、カナダ、モントリオール教区のトランブレ役をジョン・リスゴー(John Lithgow) ベネチア教区のテデスコ役をセルジオ・カステリット(Sergio Castellitto)、ナイジェリア教区のアデイエミ役をルシアン・ムサマティ(Lucian Msamati)、メキシコ出身、カブール教区からの信任のデニテス役をカルロス・ディエズ(Carlos Diehz)、枢機卿たちの宿泊施設の運営責任者のシスター・アグレス役をイザベラ・ロッセリー(Isabella Rossellini)が演じています。
映像、衣装、音楽などとても素晴らしいですし、次期ローマ教皇の候補者たちのスキャンダルが次々と暴かれていく過程や、心理戦のような駆け引き、そして予想を覆すクライマックスまで、とても素晴らしい作品です。
『教皇選挙』は2025年3月20日(木・祝)から公開されています。是非、ご覧ください。
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった—。
映画概要
タイトル:教皇選挙(原題:Conclave)|2024/米国&英国
公開:2025年3月20日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
監督:エドワード・ベルガー
脚本:ピーター・ストローハン
原作:「Conclave」By ロバート・ハリス
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリー
公式サイト:https://cclv-movie.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/conclavethefilm
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