ベトナム発!!社会派ストーリーのゲイ映画『こんなにも君が好きで -goodbye mother -』

picture from こんなにも君が好きで -goodbye mother-
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繊細かつ魅力的な社会派ストーリー

アジアにもLGBT関連作品はたくさんありますが、字幕がないとストーリーがわからなかったりと見たくても見れない作品が多くあります。

昨年、ドハマりしたのがフィリピン発の『Hello Stranger』です。Youtubeではドラマ版を無料で見ることができますが、映画版は日本では未配信となっています。

そして、今回ご紹介するのは『こんなにも君が好きで -goodbye mother』です。こちらの作品は今年1月15日(金)からRakuten TVで配信されている作品です。

これまでベトナム映画を見た記憶がなく、恥ずかしながらLGBTをテーマに扱ったベトナム映画の存在を今回初めて知りました。この作品は、LGBTに対して保守的な考え方も残るとされているベトナムでの現実を、繊細かつ魅力的な社会派ストーリーとして描いた作品で、釜山、ハワイ、カンボジア国際映画祭等、複数の国際映画祭にも出品されています。

監督を務めたのは、チン・ディン・レ・ミン(Trinh Dinh Le Minh)。主人公のヴァン役をライン・タインLanh Thanh)、ヴァンの彼氏のイアン役にヴォ・ディエン・ジャオ・フィVo Dien Gia Huy)、ヴァンの母親のハイン役にホン・ダオHong Dao)が演じています。とにかくヴァン役のライアン・タインがめちゃくちゃカッコいいです。

『こんなにも君が好きで -goodbye mother』は現在、Rakuten TVを始め、有料ですが各種配信サービスで見ることができます。是非、ご覧ください。

ストーリー

ベトナムのある一族の初孫であるヴァンは、父の改葬のために9年ぶりにアメリカから帰国する。空港へ迎えに行った親戚一同は、彼がベトナム系アメリカ人のイアンと一緒にいるのを見て、歓迎しつつも困惑する。イアンがヴァンのボーイフレンドだとは誰も知らず…。 未亡人のハインは、息子のヴァンに一族の後継者の義務を果たすため、結婚して子供を産むことを期待していた。一方で、認知症を患っている祖母は、イアンのことを孫と勘違いしてしまう。 そんな中、ヴァンは母親が重病を患っていることを知ってしまい…。

映画概要
タイトル:こんなにも君が好きで -goodbye mother – (原題:Thua Me Con Di)
国:ベトナム(2019年8月公開)
監督:チン・ディン・レ・ミン
脚本:ニイ・ブイ
出演:ライン・タイン、ヴォ・ディエン・ジャオ・フィ、ホン・ダオ
Rakuten TV 特設サイト:https://tv.rakuten.co.jp/static/ffm/366417/lp/

ベトナムにおけるLGBT権利

ベトナムでは同性間の性行為は合法であり、刑法において同性愛を犯罪と扱ったことはないとされています。しかし、同性間カップルには異性間カップルと同じような法的保護やLGBTQ+の人々への差別禁止法などもありません。2015年のLGBTQ+に対する差別に関する報告書によるとLGBTQ+への差別はあまりないとのことでしたが、当事者の20%は家族にカミングアウトした際に殴られるなどの扱いを受けたと答えています。

ベトナムでは2000年に婚姻法が改正され、それまで禁止されていた同棲を規制する法律は廃止されました。2013年と2014年には同性婚の法案化を試み、2013年にベトナム政府は同性同士で結婚式を挙げることを禁止しないことになりました。しかし、同性婚、シビルユニオンなどは政府による権利保障は現在においても未だないとのことです。

また、ベトナムでは2012年8月5日にハノイで初めてゲイパレードが開催され、2017年の時点では35都市で開催されているとのことです。

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