パートナーとの関係における6つの危険な兆候
あなたには本当にパートナーが必要ですか?
また、パートナーがいる方については、そのパートナーとの関係は順調でしょうか?
なぜパートナーが欲しいのかを考えてみると、「安心したい」「認められたい」といった気持ちが挙げられると思います。人は本来、他者とのつながりを求める存在であり、パートナーがいることで「大切にされている」「理解されている」「自分の居場所がある」と感じられ、心の安定につながります。
また、「パートナーがいること=幸せ」という社会的な風潮の影響で、パートナーを求める人もいるでしょう。さらに、若い頃はあまり意識しないかもしれませんが、病気や老い、孤独、社会的な不安を感じたときに、そばにパートナーがいることで安心できるという側面もあります。
パートナーを欲しいと思う気持ちは人それぞれですが、「パートナーがいなければならない」という理由で付き合ってしまうと、本来自分が望んでいる関係性を築けなくなる可能性があります。その結果、関係の中にある危険信号を見逃してしまうこともあるとのことです。
Queertyの記事では、その危険信号について以下のように紹介しています。
元恋人を引きずっている
ニューヨーク在住の心理学者トニー・オルテガ博士は、ある金曜の朝、当時のパートナーから「元恋人が夢に出てきて、時々、車に乗ってすべてから逃げ出したくなる」という内容のメッセージを受け取り、これは重大な危険信号だと感じたと語っています。
敬意をもって接していない
相手があなたを尊重して話しているか、きちんと耳を傾けているかを見極めることが大切で、見下す態度や話を聞かない姿勢を感じたら危険信号です。また、店員など立場の弱い人への接し方からも、その人の本質が見えてきます。
酒や薬物に頼らないと楽しめない
酔った勢いのセックスは確かに楽しいこともありますが、シラフのセックスも同じくらい素晴らしいものです。もし彼が「リラックスするため」と何かを摂取した後でしかセックスに興味を示さないなら、その理由を考える必要があります。また、アルコールを摂取すると、性格が大きく変わったり、相手の武勇伝にお酒が絡んでいる場合も気を付ける必要があります。
周囲が違和感を指摘している
恋愛中は視野が狭くなりがちなので、客観的に見てくれる友人の意見には耳を傾けるべきです。ただし、偏見を持つ家族など、適切でない相手の意見は鵜呑みにしないことも大切です。
関係を隠そうとする
あなたを友人や家族に紹介せず、「友だち」として扱うなど関係を隠そうとする場合、相手が本気でなかったり、将来的に問題となる秘密を抱えている可能性があります。
支配的・暴力的である
感情操作やガスライティング(意図的に誤った情報を与えたり、嫌がらせを継続して相手を心理的にコントロールすることで、相手が自身の記憶や認識を疑うように仕向ける心理的虐待の一種)、暴力的な兆候が見られる場合は重大な赤信号であり、少しでも感じたら関係を続けるべきではありません。
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パートナー探しと関係性は慎重に判断
パートナーがいた方が良いといった社会的なプレッシャーや孤独への恐れから、特にゲイ・コミュニティでは、危険な兆候を見過ごしたまま関係に入ってしまいがちですが、それによって不健全な関係にも繋がる可能性もあります。
とは言え、付き合ってからではないとわからないことも多々ありますし、誰しも一度や二度「こんな人だとは思わなかった」という経験もあるでしょう。そうした経験も無駄ではなく、次のステップへ進むための学びや反省点につながります。
パートナー探しで失敗を避けるためにも、先に挙げた6つの危険な兆候を意識しながら、付き合う前の段階から相手の言動を冷静に見極めることが大切です。そして、相手の言動が自分の許容範囲かどうかで判断するのではなく、俯瞰した視点で客観的に見て健全な関係かどうかを判断することが重要になってくるでしょう。

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