ユーロビジョン2026 クロアチア・ギリシャ・オーストリアの代表が決定

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クロアチア・ギリシャ・オーストリアの代表が決定

ユーロビジョン2026の代表を決める各参加国の国内選考会も中盤に差しかかりました。クロアチアとギリシャは2月15日(日)(日本時間では16日)、オーストリアは2月20日(金)(日本時間では21日)に開催され、それぞれ代表が決定しました。

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クロアチアの国内選考会Dora 2026には24組のアーティストが出場し、セミファイナル1と2に各12組が出場し、上位8組、合計16組がファイナルに進出し、最終的に、レレク(LELEK)が「Andromeda」で優勝しました。

LELEKのユーロビジョンへの挑戦は今回が2回目となり、昨年のDora 2025に「The Soul of my Soul」で出場し、最終順位は4位でした。

LELEKは2024年に結成された5人組の女性フォークポップグループで、クロアチアの伝統と現代的なポップスを融合させ、独自のサウンドを生み出しています。メンバーは、Inka Večerina Perušić、Judita Štorga、Lara Brtan、Korina Olivia Rogić、Marina Ramljakの5名です。

クロアチアは過去10回の大会において、2023年のBaby Lasagnaは記憶に新しいかと思いますが、2016年、2017年、2022年、2023年の4回のみファイナルに進んでいます。

昨年に続き、今年のDoraのエントリーはやや弱く、際立った楽曲も少ない印象を受けました。その中でもLELEKは、他の出場者にはない独自の世界観があり、調和のとれたコーラスや楽曲に合った神秘的なステージ演出など、優勝にも納得できる仕上がりだったと思います。一方で、完成度が高く丁寧に作り込まれているからこそ、良い意味で期待を裏切るような意外性はあまり感じられなかった部分もあります。

ただ、この完成度であれば、本選でも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるに違いないので、大いに期待したいところです。

クロアチアは、セミファイナル1に出場します。

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ギリシャのSing for Greece 2026には、28組のアーティストが出場し、セミファイナル1と2に各14組が出場し、上位7組、合計14組がファイナルに進出し、前評判の高かったオープンリー・クィア・アーティストのアキラス(Akylas)が「Ferto」で優勝し、ギリシャ代表の座を獲得しました。

ギリシャは、バラードからダンスポップ、さらには最近ではMarina Sattiの「Zari」のように伝統音楽と現代的なサウンドを融合させた楽曲まで、幅広いスタイルを送り出しています。Akylasの「Ferto」はどちらかというとフィンランドなどから出てきそうなタイプの楽曲で、ギリシャからのエントリーというのがとても面白いです。

Sing for Greece 2026にも全体としてはあまり際立ったエントリーはありませんでしたが、その中で、マルソー(Marseaux)の「Hanomai」は個人的には良かったと思います。今回は3位という結果でしたが、歌唱力もあり今後が楽しみなアーティストの一人でした。

Akylasは、確かな歌唱力と独自のスタイルを兼ね備えたアーティストです。Akylasは、セレス音楽学校で学び、その後、Aida Cruisesのクルーズ船で2年間シンガーとして活動し、最終的にアテネへ拠点を移します。

2021年にウクレレ弾き語りのTikTokカバー動画で注目を集め、同年にデビューシングル「Φθηνόκρασο」をリリースし、2022年には『The Voice of Greece』にも出場しています。2024年にリリースした「Atelié」がヒットし広く知られるようになりました。

「Ferto」は日本語で「持ってこい(Bring it)」を意味し、曲は簡単に言うと「成功・富・名声をすべて手に入れたい」という強烈な野心をストレートに歌った楽曲で過去の貧しさや欠乏感から抜け出したいという想いも込められています。

歌唱力もあり、最後のジャンプするところも可愛らしいく、すでに高い注目を集めているAkylasですが、本選でも彼の愛くるしいキャラクターに魅了されるユーロビジョンファンは多いことでしょう。

ギリシャはセミファイナル1に出場です。

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オーストリアのVienna Calling – Wer singt für Österreich?には、12組のアーティストが出場し、コスモ(Cosmó)が「Tanzschein」で優勝し、オーストリア代表となりました。近年は内部選考で代表が選ばれていましたが今年は国内選考会から代表が選ばれました。

国内選考会の12組のエントリーを見た限りでは、もちろん歌唱力の高いアーティストはいたものの、個人的な感覚ですが、全体的には弱く、印象に残るような曲はほとんどなかったように思います。

COSMÓ(本名はBenjamin Gedeon)は現在19歳のハンガリー生まれのシンガーで、オーストリアのブルゲンラント州で育ち、現在はウィーンを拠点に活動しています。

2021年にブルゲンラント州出身の若手ミュージシャンを対象とした「podium.jazz.pop.rock…」コンペティションで、自作のジャズ曲「Fall into Your Arms」をボーカルとピアノで披露し、最優秀シンガーソングライター賞を受賞しました。2022年には2020年に出場し、第2ラウンド終了後に敗退したドイツ版『The Voice Kids』に再挑戦し、決勝進出も果たしました。

「Tanzschein」はナイトクラブでの自身の体験をもとに、ダンスフロア本来の熱気と活気を取り戻そうという思いを表現した楽曲で、タイトルは「踊るための許可証(Dance License)」を意味します。

「Tanzschein」は爆発的なインパクトのあるタイプの楽曲ではないかもしれませんが、何度か聴くうちにじわじわと引き込まれていくタイプの曲です。正直なところ、ユーロビジョン向きかと言われると判断が難しい部分もあります。ただ、国内選考会ではステージ演出が比較的シンプルだったため、もう少し華やかさが加われば印象も変わるのではないかと感じました。また、COSMÓのライブパフォーマンスもまだ伸びしろも感じられるので、プレパなどで場数を踏めば、本選ではさらに魅力が発揮されるのではないかと思います。

オーストリアは、昨年のJJの優勝によりホスト国になるので、自動的にファイナルからの出場となります。

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