ゲイカップルにとって、スキンシップの多さは関係安定のカギとなる?!

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ゲイカップルはスキンシップ次第?

現在、パートナーがいる方も、いない方も、これまで付き合ってきた相手との間に、どのくらいスキンシップがありましたか?

付き合い始めの頃は、セックスを含めたスキンシップの頻度に個人差はあれど、どのカップルも比較的多いものだと思います。お互いに新鮮で、相手をもっと知りたい・近づきたいという気持ちが自然と触れ合う行動につながるのかもしれません。

しかし、関係が長く続くにつれて、少しずつその頻度が減ったり、セックスレスになったりすることも少なくありません。それが原因で別れに至るというケースもよく聞きます。

もちろん、「付き合いが長くなってもセックスがある関係」が理想とされることも多いですが、現実はなかなか理想通りにはいかないこともあります。

例えば、生活スタイルの変化、加齢、相手との関係性の変化など、さまざまな理由でスキンシップの形は変わっていきます。中には、セックスがなくても深い絆を保っているカップルもいますし、逆に「触れ合いがないこと」を大きな問題として捉える人もいます。

スキンシップも様々ですし、その頻度や形に「正解」があるわけではないですが、ふたりの間ではその点について共通の認識を持てていることが重要です。お互いにとって無理のない心地よい関係を築くためには、日頃から丁寧なコミュニケーションが不可欠でしょう。

それでは、今回は、モノガマス(一夫一婦(夫)制)の関係における性的満足度に関する記事をご紹介します。

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モノガマスな関係にはスキンシップが必要?!

調査によると、手をつなぐ、ハグする、キスをする、寄り添うといったスキンシップを頻繁に行うことは、モノガマス(一夫一婦(夫)制)の関係における性的満足度が高いことの指標となり得ることが判明した。

「恋愛関係にある成人の性的・愛情的行動と満足度:潜在プロファイル分析」と題された論文は、『Archives of Sexual Behavior(性行動のアーカイブ)』に掲載され、モノガマスの関係にある主にLGBTQ+の成人336人を対象に研究が行われた。

モノガマスな関係とは、両者が性的にも、恋愛的にも、感情的にも互いだけに関係を持つ関係性を指す。

参加者のうち、39%はジェンダー・ダイバーシティ(多様な性自認)を持ち、33%がバイセクシュアル、15%が異性愛者、12%がクィア、12%がゲイ、6%がレズビアンと自認していた。平均して、参加者は6~7年間交際を続けていた。

回答に基づき、研究者は身体的なふるまいのパターンを3つに分類した:「身体的接触が少ないグループ」「愛情表現に焦点を当てたグループ」「包括的な身体的行動を取るグループ」です。

「身体的接触が少ないグループ」は、キスや寄り添いといった性的・愛情的な行動が最も少なく、性的・恋愛的満足度も低い傾にあった。

一方、「包括的な身体的行動を取るグループ」は、性的満足度が最も高いと報告されていた。性的・愛情的の両面にわたる幅広い身体的ふるまいを頻繁に行っていた。

手をつなぐ、ハグする、キスをする、寄り添う、ふざけあう、さりげなく触れるといった行動は、モノガマスの関係において性的満足度が高いことと関連していることが明らかになった。

なお、今年3月に『The Journal of Sex Research』に掲載された別の研究では、モノガマスと非モノガマスの関係における満足度には有意な差が見られないという結果も報告されている。

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