任務と恋の間で揺れる潜入捜査官
ラッセル・トーヴィー&トム・ブライス主演、恋愛スリラードラマ映画『Plainclothes』の予告編が公開されました。
本作も『Twinless』と同じく、今年1月に開催されたサンダンス映画祭で初上映された作品です。
『Plainclothes』の舞台は1997年のニューヨーク。有望な潜入捜査官ルーカスは、同性愛者の男性を誘って逮捕する任務を負っていましたが、標的のアンドリューに恋をしてしまう──という物語です。
監督と脚本を務めたのはカルメン・エミ(Carmen Emmi)で、本作が長編監督デビュー作となります。カルメン・エミにとって初の脚本作品となる『Plainclothes』は、2022年のアカデミー・ニコル・フェローシップ脚本コンペティションで5,000本の応募作の中からトップ50に入り、さらに2022年のスクリンクラフト長編コンペティションでもトップ10に選ばれました。
ルーカス役をイギリスの俳優のトム・ブライス(Tom Blyth)、ルーカスが惹かれるアンドリュー役をラッセル・トーヴィー(Russell Tovey)が演じています。
ご存じの通り、ラッセル・トーヴィーは、ゲイであることを公表し、さまざまな映画やドラマでゲイ役を演じてきたイギリスの俳優です。ケビン役を演じたHBOの名作ドラマ『Looking』は、もう10年前の作品となります。現在も俳優として活動する傍ら、アート愛好家としての顔も持つトーヴィーは、「Talk Art」というポッドキャストを運営しており、彼のアートへの情熱やアーティストとの対話を通じて、現代アートの魅力を広く伝えています。とにかくトーヴィーが格好良いです。
このほかにも、マリア・ディッジア(Maria Dizzia)、クリスチャン・クック(Christian Cooke)、ゲイブ・ファジオ(Gabe Fazio)、エイミー・フォーサイス(Amy Forsyth)、ダリウス・フレイザー(Darius Fraser)が出演しています。
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『Plainclothes』はアメリカで9月19日公開予定ですが、日本での公開や配信は未定です。日本でも観られることを期待しましょう。
1997年のシラキュース。将来を嘱望される潜入捜査官ルーカスは、恋人との別れと父親の死という喪失に直面していた。そんな中、彼に与えられた任務は、ショッピングモールのトイレでゲイの男性たちをおびき寄せて逮捕するというものだった。しかし、標的の一人であるアンドリューと予想外の心のつながりを感じ、ルーカスは困惑する・・・。
映画概要
タイトル:Plainclothes|2025/米国
監督・脚本:Carmen Emmi
出演:Russell Tovey、Tom Blyth、Amy Forsyth、Christian Cooke、Maria Dizzia、Gabe Fazio
Instagram:https://www.instagram.com/plainclothesmovie/
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