エストニア・デンマーク・ラトビアの代表が決定
ユーロビジョン2026の代表を決める参加国の国内選考会が毎週のように行われていますが、2月14日(土)(日本時間では2月15日(日)未明から早朝にかけて)、エストニア、デンマーク、ラトビアの代表が決定しました。
Vanilla Ninja – Too Epic To Be True | Estonia
エストニアの国内選考会Eesti Laul 2026には12組のアーティストが出場し、そのうち3組がスーパーファイナルへ進出しました。最終的に、バニラ・ニンジャ(Vanilla Ninja)が「Too Epic To Be True」で優勝し、エストニア代表の座を獲得しました。
Vanilla Ninjaにとって今回が2度目のユーロビジョン出場となります。初出場は2005年で、当時はスイス代表として「Cool Vibes」を披露し、8位に入賞しました。
Vanilla Ninjaは2002年に結成されたエストニアのガールズ・ロック・グループです。現在のメンバーはレナ・クールマー(Lenna Kuurmaa)、ピレト・ヤルヴィス(Piret Järvis)、ケルリ・キヴィラーン(Kerli Kivilaan)の3人で、レナとピレトは結成当初からのオリジナルメンバーです。なお、レナはソロとしても活動しており、2010年、2012年、2014年、2017年にエストニアのユーロビジョン代表選考会へ挑戦しています。
今年の Eesti Laul は、全体として際立ったエントリーが少ない印象を受けました。正直なところ、Vanilla Ninjaも決して悪くはないものの、ややふわっとした印象が残ります。
キャッチーなポップロック調の「Too Epic To Be True」は、懐かしさを感じさせる一方で、新鮮味という点では物足りなさを感じる人もいるかもしれません。昨年はインパクトの強いトミー・キャッシュが代表だったエストニアだけに、Vanilla Ninjaには本選に向けて、楽曲やステージングにもうひとひねり加えてほしいところです。
エストニアは、セミファイナル1に出場します。
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Søren Torpegaard Lund – Før vi går hjem | Denmark
デンマークのMelodi Grand Prix 2026には、8組のアーテストが出場し、その内3組がスーパーファイナルに進み、Jury票が19点、Public票が20点、合計39点でスーレン・トーペゴー・ルン(Søren Torpegaard Lund)が「Før vi går hjem」で優勝しました。
今回が2度目のユーロビジョン代表への挑戦で、前回はMGP2023に「Lige her」で出場しましたが、残念ながら最下位という結果に終わりました。今回はその雪辱を果たし、見事に代表の座を勝ち取りました。
Søren Torpegaard Lundは、デンマーク国立舞台芸術学校で学び、ミュージカル・パフォーマンスの学士課程を修了しました。現在はミュージカル俳優、俳優、そしてソロアーティストとして活動しています。
今年のMGP2026は、正直なところSissalが連続でユーロビジョンに出場するのではないかと思っていましたが、良い意味でその予想を裏切られる結果となりました。
特にスーパーファイナルに進んだSøren Torpegaard Lund、Ericka Jane、Sissalの3人はいずれも抜群の歌唱力を披露しており、スタジオ音源以上にライブパフォーマンスの完成度が際立っていました。一方で、ステージ演出という点ではSissalはやや控えめな印象もあり、総合的に見るとSøren Torpegaard Lundの優勝は妥当な結果だったのではないかと思います。
タイトルの「Før vi går hjem」は、日本語では「帰る前に(Before We Go Home)」を意味し、理性では止められない衝動的な恋を描いた、刹那的で情熱的なラブソングです。
今年もファイナル進出に向けてSøren Torpegaard Lundにはデンマーク代表として頑張ってもらいたいです。
デンマークはセミファイナル2に出場です。
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Atvara – Ēnā | Latvia
ラトビアのSupernova 2026には、24組のアーティストが出場しました。セミファイナル1と2に各12組が出場し、上位5組、合計10組がファイナルに進出し、アトヴァラ(Atvara)が「Ēnā」で優勝し、ラトビア代表となりました。
Atvaraは、ラトビアの都市リエパーヤ出身の33歳のシンガーソングライターです。ラトビア版『The X Factor』をはじめとするさまざまなテレビの音楽コンテストにも出場していましたが、ラトビア国内でTikTokを通じて楽曲「Pie manis tveries」が人気を集め、一躍注目を浴びました。その後、デビューアルバム『Vol. 1. Vai dzirdi, kā brūces dzīst』をリリースし、現在はラトビアで存在感を高めているアーティストの一人です。
タイトルの「Ēnā」は、日本語では「影の中で(In the Shadow)」を意味し、内面の孤独や家庭内の葛藤、そして自己抑圧といったテーマを描いた楽曲です。静かに影の中へと沈んでいく心情が繊細に表現されています。また、ステージ演出では、楽曲の世界観を上手に表現しており、素晴らしい仕上がりとなっていました。
ラトビアは、どちらかと言えばパワー系な楽曲よりも、落ち着いた雰囲気の中に独特さや洗練を感じさせるエントリーが多い印象があります。2017年から2023年まではセミファイナル敗退が続いていましたが、2024年の Dons、そして2025年の Tautumeitasがファイナルに進出し、徐々に良い流れが生まれています。
個人的にもラトビアを応援しているだけに、引き続き期待したいところです。
ラトビアは、セミファイナル2に出場します。
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