ユーロビジョン2026 リトアニア、ブルガリア、ノルウェー、ドイツ、フィンランド、セルビア、イタリアの代表&楽曲が決定

ユーロビジョン・ソング・コンテスト
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7カ国の代表&楽曲が決定

ユーロビジョン2026の代表を決める各参加国の国内選考会も後半戦となりました。2月27日(金)(日本時間で28日)にリトアニア、28日(土)(日本時間では3月1日)にブルガリア、ノルウェー、フィンランド、ドイツ、セルビア、イタリアの国内選考会が開催され、それぞれ代表&楽曲が決定しました。
※ブルガリアは代表は既に決まっており、楽曲のみの選考が行われました。

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Lion Ceccah – Sólo Quiero Más | Lithuania

リトアニアの国内選考会 Eurovizija.LT 2026には40組のアーティストが出場し、Heat1~5に各8組が出場し、上位各2組、合計10組とワイルドカード1組の合計11組がファイナルに進出し、最終的にライオン・セッカ(Lion Ceccah)が「Sólo Quiero Más」で優勝しました。

Lion Ceccaにとって、今回がユーロビジョンへの2回目の挑戦となり、昨年のEurovizija.LT 2025では「Drobė」で2位に終わっていたため、見事にリベンジを果たすことができました。

今年の Eurovizija.LT は、昨年同様やや全体的にふわっとした印象で、多くのアーティストが出場している割には際立った存在があまりいないように感じられました。その中でも、Lion Ceccaの優勝は納得の結果でしたし、楽曲やビジュアルにもオリジナリティが感じられることから、本選でも意外な旋風を巻き起こしてくれるのではないかと期待しています。

Lion Ceccaは、歌っている時は真剣な顔つきですが、優勝が決まったときは飛び上がって喜んでいて、この動画には映ってないですが、優勝パフォーマンスの最後ではニッコリと笑っていて表情豊かなアーティストです。

「Sólo Quiero Más」は、日本語では「もっと欲しい(I Just Want More) 」を意味して、混沌とした世界や内面的な不安を抱えながらも、「それでももっと生きたい、もっと求めたい」という想いが込められた曲です。

リトアニアは、セミファイナル1に出場します。

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DARA – Bangaranga | Bulgaria

ユーロビジョンに4年ぶりに参加するブルガリアの放送局BNTは、2月にユーロビジョン2026の代表を決めるアーティスト選考番組を開催し、最終選考に進んだ8組の中からダラ(Dara)が投票によって選ばれていました。

今回は、Daraのユーロビジョンの楽曲選定のため、「This is me」、「Curse」、「Bangaranga」のオリジナル曲を3曲をDaraが披露し、最も多くの票を集めた「Bangaranga」でブルガリアを代表することが正式に決定しました。

現在、27歳のDaraは、ブルガリアの人気ポップアーティストです。ヒット曲や著名プロデューサーとのコラボで成功を収め、2021年からは『The Voice of Bulgaria』のメンターも担当し、2022年にはデビューアルバム『Rodena takava』をリリースしています。2025年の2ndアルバム『ADHDARA』を機に、より世界を意識したアーティストへと進化しています。

ライブパフォーマンスをご覧いただければ分かるように、Daraの歌唱力は非常に高いです。そつなく歌っているように見えますが、緩急のあるアップテンポな楽曲でダンスもこなしながら、歌声がまったくぶれないのは見事です。

今回披露された3曲の中では「Bangaranga」はノリよく踊れるタイプの楽曲ですが、一方で若干ワチャワチャした感じもします。ただ、Daraにとってはこの日、「Bangaranga」をユーロビジョンで披露することが決まり、ようやくスタートラインに立ったばかりです。本選でどのような進化を見せてくれるのか、今から楽しみです。

ブルガリはセミファイナル2に出場します。

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https://www.instagram.com/darnadude/

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JONAS LOVV – YA YA YA | Norway

ノルウェーの国内選考会 Melodi Grand Prix 2026 には9組のアーティストが出場し、ヨナス・ロヴ(JONAS LOVV)が「YA YA YA」で優勝しました。

2009年大会優勝者のAlexander Rybakは「Rise」で2位、2024年のスウェーデン代表 Marcus & Martinus の妹のEmmaは「Nothern Lights」で3位、個人的に応援していたノルウェー系オーストラリア人のMileoは「Frankenstein」で4位でした。

現在、31歳のJonas Lovvはベルゲン出身のポップ/インディーポップシンガーです。『The Voice Norway』出演を機に注目を集め、エネルギッシュなライブと個性的なスタイルで人気を伸ばしており、「ありのままの自分でいること」をメッセージに活動しています。

圧倒的な歌唱力を持つJonas Lovvが歌う「YA YA YA」は、情熱と依存が入り混じった衝動的なラブソングです。近年はロック色の強い楽曲が少ない中で、本作は貴重な存在ですし、完成度もかなり高いと思います。一方で、本選ではもうひとひねり欲しいところですが、更なるエネルギッシュなパフォーマンスがあれば、大きなインパクトを残してくれるでしょう。

ノルウェーはセミファイナル2に出場します。

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https://www.instagram.com/jonas.lovv/

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Sarah Engels – Fire | Germany

ドイツのDas deutsche Finale 2026 には9組のアーティストが出場し、上位3組がスーパーファイナルに進み、サラ・エンゲルス(Sarah Engels)が「Fire」で優勝しました。

Sarah Engelsは、2011年にオーディション番組「Deutschland sucht den Superstar」への出演をきっかけに広く知られるようになり、2018年のアルバム『Zurück zu mir』はチャートで成功を収めました。また、音楽活動以外でもダンス、テレビ番組の司会、女優、声優とマルチに活動しています。

Das deutsche Finale 2026 は全体的に際立ったアーティストはいなく、その中ではSarah Engelsは、ダンスと歌唱の両面で安定感があり、ステージの魅せ方がわかっているような印象でした。パフォーマンス全体を通して、完成度の高い表現を見せていたと思います。

一方で、初めてパフォーマンスを見たときに脳裏をよぎったのは、スペインのChanelの姿でした。「Fire」は、歌唱からダンスブレイクへと展開し、最後はハイトーンで締めくくるというユーロビジョンでは王道ともいえる構成で、新鮮さという点ではやや物足りなさを感じたのも事実です。ですが、本選ではまた違った演出が見れることを期待しましょう。

ドイツは、ファイナルから出場します。

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Linda Lampenius x Pete Parkkonen – Liekinheitin | Finland

フィンランドのUuden Musiikin Kilpailu 2026には、7組のアーティストが出場し、前評判の高かったリンダ・ランペニウス&ピート・パルッコネン(Linda Lampenius x Pete Parkkonen)が「Liekinheitin」で優勝し、フィンランド代表の座を獲得しました。

今年も多彩なラインナップとなりましたが、ステージ演出も含めると、Linda Lampenius × Pete Parkkonenに比べて他のアーティストはやや控えめに映ったかもしれません。最終結果でもその差は明らかで、2位のAntti Paalanenとの視聴者票の差は340点、Linda Lampenius × Pete Parkkonenは492点を獲得し、圧倒的な支持を集めました。

Linda Lampenius(56歳)(海外ではLinda Bravaの名で活動)は、幼少期からバイオリンを始め、国際的に活躍し、クラシックからポップまで幅広いジャンルで成功を収めてきたアーティストです。一方、イケメンのPete Parkkonen(36歳)は、2008年に『Idols Finland』へ出場し3位となったことで全国的な注目を集めました。デビューアルバム『The First Album』はフィンランドのアルバムチャート1位獲得し、音楽だけではなくダンス番組優勝など実績を重ねてきた人気歌手です。

タイトルの「Liekinheitin」は日本語で「火炎放射器(Flamethrower)」という意味です。タイトルの通り、恋の相手を“近づくと燃えてしまいそうなほど情熱的な存在”になぞらえた楽曲で、危険だと分かっていながらも惹かれてしまう、そんな恋を描いています。

フィンランドはセミファイナル1に出場します。

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LAVINA – Kraj mene | Serbia

セルビアのPesma za Evroviziju 26には、24組のアーティストが出場し、セミファイナル1と2に各12組が出場し、上位7組、合計14組がファイナルに進出し、のラヴィナ(Lavina)が「Kraj mene」で優勝し、セルビアの代表となりました。

2位となったZejnaのパフォーマンスが衝撃的でその勢いで優勝するのではと思っていましたが、Lavinaは審査員票及び、視聴者票で各12点、合計24点の満点を獲得して見事優勝しました。

Lavinaは2020年に結成された6人組のプログレッシブメタルバンドです。メンバーは、ボーカルのLuka Aranđelović、キーボードのPavle Aranđelović、ギターのPavle SamardžićとAndrija Cvetanović、ベースのNikola Petrović、ドラムのBojan Ilićで構成されています。ボーカルのLuka Aranđelovićをはじめみんな結構イケメンです。

タイトルの「Kraj mene」は、日本語で「私の側に(Next to me)」を意味し、愛しているのに届かない、壊れていく一方通行の恋を歌った曲です。個人的にはあまり普段聴かないタイプの音楽ですが、前半と後半のギャップが強烈で、そのコントラストが強いインパクトを残していますし、最後の曲の終わり方が格好良いです。久々のメタル系バンドということもあり、ユーロビジョンに新たな風を吹き込んでくれそうです。

セルビアはセミファイナル1に出場します。

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5日間にわたって開催されたイタリアの Sanremo 2026 には30組のアーティストが出場しました。その内、上位5組がスーパーファイナルに進み、接戦の末、サル・ダ・ヴィンチー(Sal Da Vinci)が「Per sempre sì」が優勝しました。サル・ダ・ヴィンチーはユーロビジョンのイタリア代表となるかどうかの選択権を得て、最終的に代表として出場することを選びました。

今年のSanremoのラインナップをみたところ、2位のSayfによる「Tu mi piaci tanto」、3位のDitonellapiagaによる「Che fastidio!」も素晴らしかったですし、さすがSanremoと思わせるレベルの高さでした。特にDitonellapiagaのパフォーマンスや楽曲はまさにユーロビジョン受けの良いものだっただけに少し残念でした。

現在56歳のサル・ダ・ヴィンチーは、ニューヨーク生まれ・ナポリ育ちの歌手兼俳優で、カンツォーネ・ナポレターナを代表するマリオ・ダ・ヴィンチーを父に持ちます。6歳から舞台に立ち、長年にわたりナポリ音楽界を代表する存在として活躍してきました。近年では2024年の「Rossetto e caffè」が大ヒットし、公式MVはYouTubeで1.2億回再生を突破、Spotifyでも7,400万回以上の再生を記録するなど、現在も高い人気を誇っています。

「Per sempre sì」は、日本語で直訳すると「永遠の”はい”(Forever Yes)」の永遠の愛を誓うウェディング・バラードです。この曲は、出会った頃は他人同士だった二人が、やがて“王様と花嫁”のような存在になり、結婚し、家庭や未来を夢見るようになると歌っています。

昨年のLucio Corsi「Volevo essere un duro」も、初めて聴いたときは正直そこまで強い印象はありませんでした。しかし、最終的には5位に入り、何度か聴くうちにその魅力がじわじわと伝わってきました。「Per sempre sì」もどこか昭和歌謡を思わせるノスタルジックな雰囲気があり、気がつけばすっかり頭から離れなくなっています。特に「サレーモ・イオ・エ・テ ダ・クイ サラ・ペル・センプレ(Saremo io e te Da qui Sarà per sempre)」の部分をふと口ずさんでしまうほどです。イタリアの楽曲には奥行きがあり、聴けば聴くほど味わいが増し、自然と耳に残る不思議な力があります。本選でどんなステージ演出を見せてくれるのかが楽しみです。

イタリアはファイナルからの出場です。

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