地域コミュニティーからゲイの父親をもつ家族への贈り物

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結婚 家族 子育て

「いつかは男性同士でも結婚ができるようになり、家族もでき、父親になって子育てをするようになる」と夢のようなことを思っていましたが、歳を重ねるにつれ自分自身の考え方も少しずつ現実的なものへと変わっていきました。

結婚をしていない私が言っても何の説得力もありませんが、結婚をするというのは、パフォーマンスのような「結婚式」をあげることがゴールではなく、人生、良い時もあれは悪い時もありますし、その上り坂や下り坂も互い支え合いながら乗り越えて行くことだと思っています。また、古い考えと言われてしまいそうですが、結婚は2人だけで完結するものでもなく、それぞれの家族や親戚など家同士の繋がりも関わってきます。

子供を持つには、男性同士の場合、日本で可能かどうかは別にして養子を迎えるか代理出産で子供を授かるかなどの方法になると思います。子供は親を選べません。親としての自覚や責任も必要ですし、子育てをするというのは簡単なことだと思います。実際、自分の親のことを考えると私を含め子供3人を働きながら育てたことは本当に大変だったと思います。恐らく、親は毎日のように起こる予期せぬことに追われて、今となれば大変だったと思うかもしれませんが、子育ての最中は大変と感じる余裕も無かったのかもしれません。

ゲイにとって「結婚をする、家族をもつ、子育てをする」を実現させるにはもちろん法的整備も必要だとは思いますが、それ以前に、「どこまでそれを望んでいるのか?」「そのためにはどういったことをすべきなのか?」「どんな支障が出てくるのか?」といったことをまずは自分事として一度考えてみる必要があるのではないかと思います。そして、もしパートナーがいるのであればそれらについて話し合い、お互いの考えを確認しつつ、共通項を見つけていくことも重要なのかと思います。

今回は、「子供にとって父親はどんな存在であるべきなのか」や「地域コミュニティーと関わりの重要さ」について教えてくれるような4人の子供を養子に迎えて子育てをするゲイの父親についての記事をご紹介します。

地域コミュニティーからゲイの父親をもつ家族への贈り物

献身的な2人のゲイの父親は、一生の贈り物を前に感極まって涙を流した。

ケント州(イングランド)、シェピー島に住むギャリー&カイル・ラトクリフは、里親からスタートし、4人の養子を迎えた。

4人の子供たちのうち、3人は複雑な援助を必要とする障害をかかえている。

ギャリーとカイルは最初、脳性マヒがあるハイドンを養子にし、その後、てんかん発作があり、目も不自由で、命に危険を及ぼす胸部感染をしやすく、脳性マヒのあるカーティスを4ヶ月の時に養子に迎えた。

2人の父親はその後、6歳のベラと1歳のフィービの姉妹を里子にした。

ベラはダウン症ということもあり、姉妹が離れ離れになってしまうかもしれないと彼らは聞きつけ、姉妹にライフラインを差し伸べるかたちで2人とも養子として迎えた。

しかし、多くの子供を受け入れた後、寝室が3部屋のラトクリフ家の手狭な家には余裕がなくなり、子どもたちのニーズに対応できなくなり、十分な部屋もなかった。

しかし、地域コミュニティーは、BBCのテレビ番組 “DIY SOS” の協力を得て、このカップルを驚かせることをするために一致団結した。

番組の冒頭では、ゼロから新しい家を建てるため2人の家は全て解体された。同じ場所に建てられた新居は、家族全員のニーズに対応できるように建てられ、寝室も5つ用意されている。

たった9日間で建てられたその家は、素晴らしい善意、ハードワーク、地域コミュニティの寛容さそして、プロジェクトのために時間と労力を費やし、物資も提供してくれた労働者がいてはじめて実現したものであった。

さらに、新居にはハイドンが1人で浴室にアクセスできるようにホイスト(巻上機)まで装備されている。

新居が完成した後、ギャリーとカイルは建設に携わった人々からの愛情や思いやりを前に驚きの連続であった。

家族が自立して生活するための様々な機能を備えた家の中を歩いて回ると、2人は感極まって涙を流した。

カイルは「本当に素晴らしい!子供たちも気に入ってくれるに間違いありません。全てが思い描いていたとおりです。」と述べた。

「ディテールや私たちの子供たちへの心配りにただただ驚いています。全ては私たちの子供たちのためですよね?すべて、文字通り全て、思いつくものすべて。子供たちがより自分らしくなれることはとても重要なことです。」

新居の建設を支援してくれた何百人もの労働者やボランティアに向けて、ギャリーは「私たちは皆様もおそらくお分かりの通り、子供たちを心から愛しています。」と伝えた。

「私たちは十分自立していて、自分たちで大抵のことはできると常に思っていました。だだ、今回の件については、自分たちだけでは到底成し遂げなかったことだと思います。」と述べた。

「皆さんは、今日、私たちだけではなく、これからも一緒に暮らしていく子供たちにも素晴らしい住まいと庭を与えてくれました。皆さんは私たちのこれからの生活に安心を与えくれました。」

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