NETFLIXで見られる年末年始おススメシリーズもの3作品

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一気に見たくなる3作品

今年の年末年始休みはコロナの影響で帰省をせずにご自宅で過ごされる方も多いのではないでしょうか。

そんなたっぷり時間を持て余して、これと言ってやることがない方はシリーズ物のドラマを一気に見まくる「Binge-Watching(ビンジ・ウォッチング)」はいかがでしょうか?

今回はこれまでご紹介できなかったNETFLIXで配信中の3作品をご紹介します。実際、3作品ともメジャーな作品ではありますが、見終わった後の高揚感できっと誰かに話したくなるのは間違いなしです!

NETFLIXで見られるおススメLGBT映画&ドラマ
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ザ・クラウン(The Crown)

英国及びその他15国の英連邦王国の君主であり、イングランド国教会の首長でもある「エリザベス2世(Elizabeth II)」を描いた『ザ・クラウン』。

1952年に父親である国王ジョージ6世が崩御し、25歳という年齢にしてエリザベス2世としてイギリス女王(君主)に即位し、94歳となった現在も在位中です。

2016年にシーズン1が公開され、現時点でシーズン4まで配信されており、これまで数々の賞を受賞しています。シーズン2で俳優陣が入れ替わるのですが、シーズン2までは若かりしエリザベス女王をClaire Foy(クレア・フォイ)が演じ、シーズン3からはOlivia Colman(オリビア・コールマン)が演じています。

『ザ・クラウン』はフィクションですが、実際にあった出来事についても描かれており、俳優らも実在の人物にとても似ています。シーズン3からのチャールズ皇太子役を『God’s Own Country』で主演を務めたJosh O’Connor(ジョシュ・オコナー)が演じています。また、第4シーズンからダイアナ妃役を新星Emma Corrin(エマ・コリン)が演じています。

全体的に英国王室についての話なのでゲイ要素は少なめですが、エリザベス女王の妹のマーガレット王女と結婚をした初代スノードン伯爵のアンソニー・アームストロング=ジョーンズには同性愛疑惑があり、マーガレット王女が最初にアンソニーに最初に会った際にゲイではないかと疑うシーンがあります。

英国のロイヤルファミリーのゴシップなどが日本のメディアでも度々取り上げられていますが、実際、エリザベス女王はどんな人物であり、英国においてどんな存在なのかについて私も含めてあまり深く考えたことがない方も多いかと思います。この作品では歴史的背景や出来事を踏まえて、女王であり、女性であり、母親であるエリザベス女王と女王を取り巻く人々を描いたドラマとなっています。

英国君主、エリザベス2世。政界実力者との確執、王室のロマンス、そして20世紀後半を彩る歴史的事件の影で葛藤する、生身の女王の姿を重厚に描いた大作ドラマ。

番組概要
タイトル:ザ・クラウン(The Crown)
原作・制作:ピーター・モーガン
出演:オリヴィア・コールマン、ヘレナ・ボナム=カーター、トビアス・メンジーズ、クレア・フォイ、ジョン・リスゴー、マット・スミス、ヴァネッサ・カービー、ジリアン・アンダーソン、ジョシュ・オコナー、エマ・コリン、マリオン・ベイリー、ジャレッド・ハリス、ヴィクトリア・ハミルトン、アイリーン・アトキンス、ジェレミー・ノーサム、アレックス・ジェニングス、ベン・マイルズ、ピップ・トレンス、ウィル・キーン、ハリー・ハデン=ペイトン、ダニエル・イングス、グレッグ・ワイズ、ハリエット・ウォルター、リア・ウィリアムズ、マシュー・グード、アントン・レッサー、ベン・ダニエルズ
ジェイソン・ワトキンス、チャールズ・ダンス、エメラルド・フェネル、エリン・ドハーティ

モダン・ファミリー(Modern Family)

2009年にシーズン1がスタートし、今年4月にシーズン11で最終回を迎えた『モダン・ファミリー』。現在、Netflixではシーズン10まで配信されています。
(※2021年3月からファイナルシーズンのシーズン11の配信がスタートしました。)

番組では登場人物がカメラに向かって話す、モキュメンタリー(フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出すること)方式で進行します。『モダン・ファミリー』もこれまでに様々な賞を獲得し、ノミネートもされています。

『モダン・ファミリー』では、プリチェット家(ジェイ・プリチェット、グロリア、マニー、ジョー)、ダンフィー家(フィル・ダンフィ―、クレア(ジェイの娘)、ヘイリー、アレックス、ルーク)、ゲイカップルのタッカー=プリチェット家(キャメロン・タッカー、ミチェル(ジェイの息子)、リリー)の3家族が取り上げられています。

1エピソード約20分ほどなので、ちょっとした隙間時間にも見られますが、一度見たら止まらなくなるかもしれません。毎回、何かしら事件が起こり、3家族のドタバタが競い合うかのように飛び交います。とにかく笑えますし、口は悪いけど実は家族思いであったり、とてもリアルで人間らしいそれぞれのズルさが垣間見えたりと、次にどんな展開が繰り広げられるのかを楽しみながら見れます。また、10年も続いた作品なので、子供たちはどんどん成長していくので、それらもこの作品の楽しみでもあります。

ジェイ・プリチェットの一家と、彼の成人した子供達の個性的な家庭を描き、エミー賞を獲得したシットコム。ロサンゼルスの空の下、これが現代の家族模様。

番組概要
タイトル:モダン・ファミリー(Modern Family)
原作・制作:クリストファー・ロイド、スティーヴン・レヴィタン
出演:エド・オニール、ソフィア・ベルガラ、ジュリー・ボーウェン、タイ・バーレル、ジェシー・タイラー・ファーガソン、エリック・ストーンストリート、リコ・ロドリゲス、ノーラン・グールド、サラ・ハイランド、アリエル・ウィンター、オーブリー・アンダーソン=エモンズ

プリーズ・ライク・ミー(Please Like Me)

プリーズ・ライク・ミー』はオーストラリアのコメディードラマで、若き才能溢れるJosh Thomas(ジョシュ・トーマス)が原作・脚本を担当し主演も務め、数々の賞を獲得しました。2013年にシーズン1がスタートし、2016年にシーズン4で最終回を迎えています。

ストーリーは容姿に自信のない大学生のジョシュが彼女に「あなたはゲイだし」と言われ、別れを切り出されるところからスタートし、ジョシュを取り巻く日常が描かれています。

この作品の面白さでは私の語彙力では表現しきれないところもあるのですが、とりあえず見てもらえば私が言いたいことも理解していただけるかもしれません。

ジョシュはゲイなのですが、この作品ではそのことをテーマとして描いているわけではなく、ゲイであろうがなかろうが生きているだけで様々なことが起こり、それらに翻弄されながらも生きていかなければならないということをユーモアを踏まえて描いています。

ジョシュはちょっとウザくて、モジモジしていて、自己中心的で見ているだけでイライラしてきたりもするのですが、そんな不器用なジョシュにいつの間にか共感し、段々と小動物のように可愛く見えてきたりします。「愛されたい」と思いながらもそれをうまく表現できないジョシュの姿と自分の姿がリンクするシーンがこの作品の中には多々盛り込まれています。

各エピソードのタイトルは何かしらの食べ物にちなんでいて、美味しそうなごちそうも度々出てきます。また、オープニングの音楽を聞くだけでも元気になれますし、登場人物を演じる素晴らしい俳優らの絶妙な演技がこの作品をさらに引き立ててくれます。

ジョシュの世界観とハイトーンボイス&早口に慣れるまで少し時間がかかる人もいるかもしれませんので、とりあえず2、3エピソード続けて見てみてください。きっとジョシュの魅力の虜になるはずです。

『プリーズ・ライク・ミー』はシーズン4で最終回を迎えてしまいましたが、現在、Josh Thomasは『Everything’s Gonna Be Okay』という作品をアメリカで手掛けており、主演も務めています。今年1月にシーズン1が公開され、シーズン2も予定されているようです。こちらの作品はHuluで配信がれているとのことですが、日本のHuluでの配信予定はないようです。

カノジョに振られて自分がゲイであることに目覚めたジョシュ。ゲイライフを模索する一方で、情緒不安定な母と同居することに。リアルな感覚の痛快コメディ。

番組概要
タイトル:プリーズ・ライク・ミー(Please Like Me.)
原作・制作:ジョシュ・トーマス
出演:ジョシュ・トーマス、トーマス・ウォード、デブラ・ローランス、デヴィッド・ロバーツ、レネー・リン、ケイトリン・ステイシー、キーガン・ジョイス

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