Amazonプライム 75歳から自らの生死を選択できる制度 ー 倍賞千恵子主演作『PLAN 75』|2023年2月17日(金)配信スタート

Netflix
picture from PLAN 75
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現実になるかもしれない超高齢社会の未来

第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品され、「カメラドール特別表彰」を受けた早川千絵監督の長編デビュー作『PLAN 75』が早くもAmazonプライムで2月17日(金)から配信されることになりました。
追記:2024年2月17日(土)からNetflixでも配信スタートしました。

本作は、LGBTQ関連作品ではなく、超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自らの生死を選択できる制度<プラン75>が施行される近未来を舞台に、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた作品です。

監督・脚本を務めたのは早川千絵監督。2018年、是枝裕和監督製作総指揮のオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編『PLAN75』の監督・脚本を手がけ、その短編を再構築した本作にて、長編映画デビューとなりました。

主人公の角谷ミチ役に、9年ぶりの主演となる倍賞千恵子さん、市役所職員の岡部ヒロム役を磯村優斗さん(@hayato_isomura)、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの成宮瑶子役を河合優実さん、幼い娘の手術費用を稼ぐためにフィリピンから単身来日した<プラン75>関連施設で働く介護職のマリア役をステファニー・アリアンさん(@stefanie.arianne)が演じています。さらに、たかお鷹さん、大方斐紗子さん、串田和美さんのベテラン俳優が脇を固めています。

超高齢社会の日本では、2022年9月時点、65歳以上の高齢者人口は過去最多の3,627万人、高齢者人口率は29.1%となりました。老いと死は、誰にでも必ず平等に訪れる宿命ですが、もし少子高齢化が更に進み、高齢者が死を自ら選択するような時代になってしまったら・・・。この映画をきっかけに、現代の日本社会が抱える超高齢化問題、自分の生き方、命の大切さなどを改めて考えてみてはいかがでしょうか。

ストーリーはもちろん、光と陰で表現した映像描写も見所の『PLAN 75』は2月17日(金)からAmazonプライムで配信スタートです。是非、ご覧ください。

それは、75歳から自らの生死を選択できる制度
――果たして、是か、非か
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間は受け入れムードとなる。
夫と死別して一人暮らしの角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム(磯村勇斗)、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に疑問を抱いていく……。

映画概要
タイトル: PLAN 75|(2022/日本)
脚本・監督:早川千絵
出演:倍賞千恵子、磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美
公式サイト:https://happinet-phantom.com/plan75
Twitter:https://twitter.com/PLAN75movie

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