第68回ユーロビジョン・ソング・コンテスト
ユーロビジョン2023は、ロシアによるウクライナ侵攻によりイギリス、リバプールで開催され、2012大会で「Euphoria」で優勝したスウェーデン代表のロリーン（Loreen）が「Tattoo」で史上2人目となる2回目の優勝を果たしました。これにより、ユーロビジョン2024はスウェーデンのマルメで（現地時間）2024年5月7日（火）、9日（木）、11日（土）の日程で開催されます。
現時点でマルメ大会には、昨年と同じ37ヶ国出場予定となっていますが、昨年出場したルーマニアは出場を表明しておらず、その代わりに31年ぶりにルクセンブルクが出場することになっています。
既にベルギー代表には、ムスティイ（Mustii）、キプロス代表には、シリア・カプシス（Silia Kapsis）、チェコ代表には、アイコ（Aiko）、フランス代表には、スリマン（Slimane）、ギリシャ代表には、マリナ・サティ（Marina Satti）、オランダ代表は、ユースト・クレイン（Joost Klein）、スロヴェニア代表には、レイヴェン（Raiven）が決まっています。
既に選ばれた代表を見ただけでもマルメ大会が面白くなること間違いなしですが、12月16日（土）、イギリス代表に、なんと、オープンリーゲイでYears ＆ Yearsのオーリー・アレクサンダー（Olly Alexander）が選ばれました。イギリスが本気の本気を出したのか？！
オーリー・アレクサンダーは、3人組のYears ＆ Yearsのメンバーでしたが、2021年の3月からオーリーのソロプロジェクトとして活動しています。既に世界中で活躍しており、イギリスにおいては2015年の「Communion」と2022年の「Night Call」の2枚のアルバムがNo1を記録しており、「King」「Shine」など10曲ものシングルがUK Top40にランクしています。この他にも、エルトン・ジョン、Pet Shop Boys、カイリー・ミノーグなどともコラボをしています。
また、1980年代のロンドンを舞台に、HIV/エイズの大流行に翻弄される若者たちの10年を描いたドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』（2021）では、主演を務めるなどマルチに活動をしています。
こちらはユーロビジョンと言えば「wiwibloggs」のウィリアム・リー・アダム（William Lee Adams）がイギリス代表選出についてコメントしており、優勝候補であるとも述べています。
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こちらは2週間前に公開された曲「A Very Bad Fun Idea」です。ユーロビジョン用の曲は音楽プロデューサーのダニー・L・ホール（Danny L Harle）と一緒に制作し完成しているとのことです。
いつその曲が公開されるかとの質問には、「来年、すぐ（Coming Soon. Next year.）」とのことです。どんな曲なのかもう少しだけ首を長くして待つことにしましょう！
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