1929年生まれの長谷忠さんを追ったドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』|2024年4月20日(土)から全国順次公開

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笑っておくれ、人の弱みを

孤独の中で生きてきたゲイの長谷忠さんを追ったドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』が2024年4月20日(土)からポレポレ東中野ほか全国で順次公開されます。

本作は、MBS毎日放送「93歳のゲイ」(50分版)、TBSドキュメンタリー映画祭2023「93歳のゲイ」(74分版)に、新たなシーンを加えた90分の再編成された劇場版『94歳のゲイ』として全国公開されます。

誰かと交際したことも性交渉の経験もない1929年生まれの長谷忠さん。同性愛が“異常性欲”、“変態性欲”だと公然と語られてた時代を過ごし、長い間ゲイであることを誰にも打ち明けることなく、孤独の中で生きてきました。日本における同性愛者を取り巻く環境も変化していく中で、90歳近くになって長谷さんはカミングアウトをし、理解あるケアマネージャーに出会うも、突如として別れが訪れます・・・。

人は誰でも平等に1年に1歳ずつ年を取っていきます。生まれた時代や境遇は違うかもしれませんが、ゲイの先輩である長谷さんの人生から学ぶことは多くあるのではないでしょうか。

『94歳のゲイ』は4月20日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開します。初日の20日は、11:50上映後と14:00上映前に舞台挨拶があり、吉川元基監督、出演者の長谷忠さん、ボーン・クロイドさんも登壇されるとのことです。

『自分は、普通じゃない――それでも生きていればきっと…』
かつて同性愛は“異常性欲”“変態性欲”だと公然と語られ、治療が可能な精神疾患とされてきた。1929年生まれの長谷忠さんは、誰かと交際したことも性交渉の経験もない。ゲイであることを誰にも打ち明けることなく、好きな男性ができても告白することもできない時を過ごしてきた。詩作を心の拠り所にしながら孤独の中で生きてきた長谷さんに訪れた大きな変化、90歳を超えて初めて経験する“出会い”と“別れ”。多くの悲しみを見つめてきたその心に去来する思いは。

映画概要
タイトル:94歳のゲイ|2024/日本
公開:2024年4月20日(土)ポレポレ東中野ほか全国で順次公開
監督:吉川元基
語り:小松由佳
公式サイト:www.94sai.jp

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