「それってマッチョじゃないでしょ」赤の他人なのについつい言いたくなってしまう衝動

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言いたくてしかたない・・・

インターネットやSNSの普及により誰もが発信者になることができ、自分が伝えたいことを自由に発信することが出来るようになりました。このサイトもその一つになるかと思います。

ゲイの方々のSNSなどを見ていると毎日様々な投稿があります。(ノンケの方々も恐らく同じような投稿をしているのかもしれませんが)

「髪の毛を切った報告」、「ジムに行った後の筋肉大きくなったかもしれない報告」、「旅行に行きました報告」、「付き合うことになりました報告」、「S〇Xしました報告」、「仕事疲れちゃったよ報告」など投稿すべてを逐一確認しているわけではなくタイムラインに表示されれたのを眺めているだけですが、SNS世代ではない者としては「そこまで報告するものなのか?!」と感心と不安を感じてしまうこともありますが、皆さんの生活が垣間見れて大変興味深く拝見させていただいております。

このように気軽に自由なコミュニケーションを行うことができるようになった一方で、匿名のまま不特定多数に向けて特定個人の誹謗中傷を書き込んだり、特定個人のアカウントに対して一方的に誹謗中傷のメッセージ等を発信したりするようなことあり、多くの国々で社会問題となっています。

ネットやSNSなどは先述の通りそれぞれが自由に発信できる場所ではありますが、投稿や発言には責任が伴います。差別的なものは許されるものではありませんし、もちろん法に触れるようなものであってはいけません。そんなつもりはなかったでは済まされないこともあります。

Twitterの投稿を見ていると、「それ違うでしょ?」思うようなことめ多々あります。中にはそれらに対して反応をする人もいれば、私のように「なんか言ってる」と流す人もいるでしょう。実際、サイバーパトロールでもないので、投稿一つ一つを取り締まることは不可能に近いです。もしそのような投稿に遭遇した場合、個人としてできることは不適切であるとSNS側に報告又は、相手にしないことが一番良いのではないかと思います。

ただ、それが自分に対する投稿への批判や誹謗中傷だったらどうしてたら良いのでしょうか?もちろんその度合いにはよりますが、基本的には相手にしないことであり、場合によっては法的手段を取ることを検討する必要もあるかもしれません。

今回は赤の他人からの批判を受けてあるゲイの男性の賢い対処法をご紹介いたします。

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出会い系アプリでの赤の他人からのメッセージ

ジョージア州、アトランタを拠点に活動する映像作家で俳優のジョノ・ミッチェルJono Mitchell)。ミッチェルは、(パンデミックの間、食べることで心を癒していた我々とは異なり)ここ数か月間、減量と体を鍛えることに専念していた。彼は70ポンド(約30キロ)の減量に成功したのもあり、気分は絶好調である。なので、ある男性がGrindrで彼に自分のことをマッチョだと言うべきではないとメッセージを送ってきた際、何を言われているのピンとこなかった。

picture from @jono_thon

ミッチェルは、その際のスクリーンショット(上部)をとり、Twitterに投稿した。この記事を書いている時点で、6,100の「いいね」が付き、数百ものコメントが付いた。

「嘘だろ?君が自分のことをマッチョだなんて思っているなんて笑いが止まらないよ」 これがそのGrindrのユーザーからの最初のメッセージであった。

ミッチェルは「今は大変なときなようでお気の毒様です。あなたに幸せが訪れるのを願っています。事態は改善されるでしょう。そして、インターネット上でわざわざ赤の他人に失礼なことをする必要もなくなるでしょう。あなたにとってより良い一日を。」

ミッチェルはツイートで「今は2020年!なりたい自分にならせてもらうよ」というキャプション付きでスクリーンショットを添えた。

コメントの多くはミッチェルに対する同情を示すもので、彼の返答を称賛した。

Queetyへのメッセージの中で、ミッチェルはメッセージを受け取るまでその赤の他人の男性とはやり取りをしていないと述べていた。

「これは私の推測ですが、彼は「マッチョ」の人でプロファイル検索した後に私にたどり着いたのではないかと思っています。ここ最近70ポンドほど減量をしてこれまでの人生で一番の体型になったのもあり、恐らく私がそのリストの中に入っていたのかもしれません」

その赤の他人の男性はミッチェルのメッセージに対して反応したのか?

「私が送った最初のメッセージの後、彼は私がマッチョでないのにマッチョのリストの中に入っていることで人々を誤解させてしまうと私を非難しました。それから彼は再度、滑稽だと言って私をブロックしました」

 
 
 
 
 
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ミッチェルは、ツイートがバズったことは驚いたと答えている。「でも、これはただ単に、この類の行為が人々の周りでいかに溢れているかということを示しているだけだと思います。お互いの体型についてコメントせずに平和でいられたらと願っていますが、我々の中にある不安がそうはさせてくれないでしょう。私は長い間、世間の目につくような仕事をしているので、荒らし屋の対処方法を全く知らないわけではありません。人々は自分を大きく見せたいがためにお互い傷つけ合っているのです」

関連記事:The best way to respond to someone who opens up a Grindr chat with an insult

 

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