彼氏のアレがデカいということは、ゲイの私のポジションは自動的に「ウケ」ってことになりますか?!

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ポジションはサイズによって決まるものではない

皆さんは、セックスの相手の〇〇〇のサイズをどれくらい気にしますか?
中にはデカいものが好きな人もいれば、「デカすぎるのはちょっと・・・」という方もいるでしょうし、サイズはまったく関係ないという方もいるでしょう。

必ずしもゲイの方々のセックスが挿入を伴うものではないですが、もしあなたが「タチ」だったとして、デートをしていた人と「いざ!!」という時に、彼のほうがかなり大きかった場合はどうしますか?また、あなたが「ウケ」だったとして、相手がほうがあなたより小さかったらどうしますか?ポジションの不一致であれば挿入無しのセックスで回避することができるかもしれませんが、ポジションは一致していて、今後もその相手と関係性を発展させていきたいと思っていたらどうでしょう。

実際にはデカいから必ずしも「タチ」である必要もなければ、小さいから「ウケ」である必要はありません。また、相手より小さいのに「タチ」であることに引け目を感じることもないでしょう。中にはデカすぎて「タチ」になれずに「ウケ」になったなんて話も聞いたことはありますが、重要なのは自分のサイズによってポジションを決めるのではなく、自分が一番気持ち良いと感じるポジションであることです。ただ、セックスは相手あってのことなので、自分ではそう思っていても、特に今後も恋愛関係を続けていきたいと思っているなら、相手がそれで納得しているの確認は必要となってくるでしょう。

今回のお悩みにもお馴染みの認定マリッジ&ファミリーセラピストのJake Myers氏が答えてくれています。是非、参考にしてみてください。

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彼氏のアレがデカいということは、自分はウケなのか?!

こんにちは、ジェイク

私はある男性付き合い始めたんですが、何と言うか、彼は下半身にどでかいピストルをぶら下げてるとでも言うのでしょうか。私自身はアレがでかい人に興味があるというわけではないのですが、そんな私でさえセックスをするときにはうっとりしてしまうほどです。そこでちょっとしたジレンマがあります。私のモノは、えーと、彼ほど大きくありません。どちらかという平均的なサイズです。しかし、このこともあり、私が攻める側でタチをすることに違和感を感じます。今のところベッドではそこまで行っていないのですが、いつかは最後までコトを行うときが来ます。自分の大きさを考えると自分は自動的にウケになるものだと思っていますが、どうしたらこれを受け入れることができるでしょうか?自分はリバなので、恐らく受け入れること自体は問題ないと思っています。ただ、彼のほうが明らかに自分より男らしいという状況で、タチをしようとしている自分が滑稽だとは思われたくありません。

お助けください。
Dwarfed and Dumbfoundedより

 

親愛なるDwarfed and Dumbfounded

Toderick Hallの曲(D!CK THIS BIG)は別として、BDE(Big Dick Energy)の大きさがすべてでもなければ、寝室で何をすべきかを決めるものでもありません。セックス中のポジションや役割は、個人的な好みそのものであるべきです。「タチ」または「ウケ」をすることは、お互いが空想と欲望、パワーとコントロール、そしてお互いを喜ばせることに関連して行う求愛のダンスです。支配または受け身、支配感または無力感といった要素も時々はありますが、それらでさえ前後しながらひっくり返すこともできます。実際、お互いが官能的に感じ、興奮し、楽しいと感じるものに行き着くものです。

体が大きい、背が高い、今回の場合は、大きなペニスを持っているなどの特徴を、どことなく攻撃的、支配的、または「男性的」であると混同する人々もいます。大きなペニスの持ち主が必ずしも「男らしい」ということではありません。実際、今日の性自認の探求の世界では、性器が自分の性自認を定義するものではないことを我々は分かっています。

さらに一歩進んで、一方のパートナーがもう一方のパートナーよりも明らかに「男らしい」場合であっても、このことは寝室での役割とは切り離して考える必要があります。”タチ” が「男性的」で “受け” が「女性的」であるという考えは、何世紀にもわたって社会に浸透してきた時代遅れのミソジニー(女性蔑視)的な考えによるものです。喜びや好みは、身体の特徴とは関係ないように、腰をどれだけ振るのか、またはゲイがどのように話すのかといったことと一致させる必要もありません。

新しい彼氏との関係を次の段階に進めるなら、色々と探索することをお勧めします。彼にあなたが興味があることについて話をしてみたり、嬉しいことやそうでないのかを率直に伝えてみることでそれは可能となります。あなたにとって何が正しいかを自分自身で決めることができます。その自由を自分自身に与えてあげてください。

あなたが恥ずかしがり屋なのであれば、これらの私的な事柄について理解あるセラピストと話すことでも良いでしょう。ゴールは、すべての期待、「男らしさ」や「女性らしさ」の考え、またはあなたの外見でもって評価するということを取り払いながらも、あなたにとって何が正しいのかを決めることです。より小さい人でタチの人もいるように、大きい人でもウケの人はいます。目前の役割のために備えが多すぎる・少なすぎるということはありません。

一部の人々は多くの人々をフェチの対象にしたいと思っているかもしません。それが両者を興奮させるためのものであれば、まったく問題ありません。しかし、そうではない他の人にとっては、それは無関係なものです。自分にとって何が良くて正しいかを判断し、それがパートナーと一致するかどうかを確かめることで、どんな性行為をしたいのかを決められるようになるのです。ゲイコミュニティーはしばしばペニスの大きさに夢中になることもあり、それはそれで人を興奮させるための1つの側面ではありますが、あなたのすべてのパワーをペニスに注がないようにお気を付けください。

ジェイク・マイヤーズ(Jake Myers)は、マリッジ・ファミリーセラピスト(ライセンス有)で、LGBTQのコミュニティーの為の最初のオンラインセラピープラットフォームであるLGBTQ Therapy Spaceの創設者でもある。アンティオック大学ロサンゼルス校でLGBT Affirmative Psychotherapyを研究し、臨床心理学の修士号を取得している。

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