彼氏はほしいけど、ひとりの方が楽・・・。

彼氏はほしいけど・・・。

「彼氏がほしい」と友人はよく言っています。その友人には、これまで彼氏がいなかったわけでもなく、中には短い付き合いもあれば、年単位で付き合った人もいました。

別れた報告を受けた後に「あんなに仲よさそうだったのになんで?」と聞くと、返ってくる答えは大体「なんか合わなかった」といったもの。そして、「やっぱりひとりの方が楽かも・・・・」と続きます。

「ひとりの方が楽」というのは、自分の時間を自分が思うように使えるので、確かにそうだと思います。なので、「別れる」という選択は、その気持ちを満たすための自然な行動のような気もします。

ひとりでいることは悪いことではないですし、恋愛やパートナーがいることが全てではありません。ただ、もし本当にパートナーを望んでいるなら、どうでしょう。

付き合うことが最終目標ではなく、付き合ってからの方が重要である事を考えると、どんな付き合い方をしたいのか、また、もし付き合った経験があるなら何が理由でこれまで別れてしまったのかなどを一度考えてみるのも良いと思います。

付き合う前に知っておいてもらいたいこと、もしくは知っておきたいことは何か? どこまでオープンな関係を望んでいるのか? 別々に住むのか? 同棲をしたいなら、どのタイミングで同棲を始めるのか? 自分の希望もあれば、相手の希望もあるので、付き合う前にそれとなく会話の中で「付き合うこと」に対する考え方なども聞いてみて見るのも良いかもしれません。

また、別れの理由についても「お互い合わせようとしたけど合わなかった」と「自分に合わせてくれなかったから合わなかった」ではだいぶ違います。

パートナーと言っても、他人ですから、少なからず合わないところや理解し難いところはあります。それらをある程度知ったうえで本当に付き合うかを決めることは重要ですし、それらをどこまで許容できるかの見極めも必要です。

とは言っても、その場の雰囲気や何となくの流れで付き合ってしまうこともありますし、そんなこといちいち考えてられないと思うかもしれません。でも、その結果、どうなりましたか?

地味な生活という現実

こんな話をすると、私がパートナーとさぞ素晴らしい生活を送っているのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは全くありません。付き合って数年は別々に暮らしていましたが、現在は、同棲をしています。そして、かなり地味な生活をおくっております。

基本、何も無ければ朝晩は一緒に食事をしますし、夕食は先に家に帰宅した方が作り、洗い物は料理をしなかった方がします。洗濯物がたまれば、気づいた方が洗濯をして、乾けばテレビを見ながら一緒にたたんだりもします。そして、週1回はそれぞれ担当しているとこを掃除します。

私は家事全般が嫌いなわけではないですし、自分のためだけではなくふたりのためだと思っているので特に苦にも感じていません。むしろ、私は昔からこういうことを望んでいたところもあるかと思います。

学生の頃、初めてアメリカに行ったとき、1日だけ自由な時間があり、ひとりでサンフランシスコのカストロストリートに行きました。今となってはどこだったかも思い出せませんが、立ち寄ったスーパーマーケットでゲイカップルが手を繋いで仲良く買い物をしていたのを見ました。当時、ウブな私にとってはかなりのカルチャーショックでしたが、「こういうことかな」といった感じで、この何気無い時間をいつかパートナーと一緒に過ごしてみたいと思うようになりました。

もちろん、長く付き合えば、楽しいことばかりではありませんし、喧嘩もあります。何度言っても直らないこともあります。勿論、言うべきことは言いますが、細かい不満をすべて伝えても、そこに生まれるのはさらなる不満だけなので、我慢のレベルを超えた時だけに留めるようにしています。

最近はそれぞれ別々に過ごす時間も多いですが、定期的に旅行なんかはしています。付き合いが長くなればなるほど、何でもかんでもお互い強制するようなことはかえって窮屈さに繋がってしまうこともあるので、これくらいの距離感が私たちにとっては丁度良いのかもしれません。無関心は別れを招くことにもなりかねませんが、適度な距離感は安定を保ってくれているような気がします。

我が家のような付き合いはあまり夢が無いように見えますし、私自身もたまにそう思ったりもします。実際、友人からも冗談交じりですが「憧れない」と言われたことも・・・。もちろん、毎日何かしら刺激的な事が起これば楽しいだろうとは思っていますが、そんな事は簡単には起こらないだろうという冷静な自分もいたりします。今の状態が不満なわけでも無く、むしろ居心地の良さもあり、現在に至っているようにも思います。

結婚式を挙げることや、制度に関連して当事者向けのサービスも広がって行く可能性のある同性パートナーシップ制度の活用も選択肢の1つかと思います。ただし、それらも人生の通過点の1つにすぎませんし、最終目標でないことはもうお分かりですよね。重要なのは、周りが望むことをするではなく、ご自身が望む形をパートナーと一緒に考えて築いていくことだと思います。

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