イングランド、新型コロナウイルス対策で「同居していない人とのセックス」が違法に

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新型コロナウイルスでセックスまで規制されたら?!

緊急事態宣言が解除され、手探りの経済活動が再開しています。
そして、東京ではここ数日連続して新規感染者数が2桁に上っています。

自粛生活への逆戻りの不安も残る中で、一人ひとりが「新しい生活様式」を日常の生活に取り入れていき、コロナと共存していていくしかないのかと思います。

アプリやSNSを覗いていると、多くのゲイの方々も長期にわたる肉欲自粛生活を経て、徐々に活動を再開されているようです。

テレビやネットでも連日報じられているように、世界では依然として新型コロナウイルス感染拡大が広がっている国々もあります。

イギリス政府は、イングランドにおいて6月1日より新型コロナウイルス対策で「同居していない人との性交渉」が違法としました。

イギリスでは2020年3月下旬からロックダウン(都市封鎖)が実施されており、これまでは不要不急の外出が全て禁じられてきました。5月に入ると、イギリス政府は都市封鎖を緩和して経済を再開させる計画を発表し、6月1日からはイングランドにおいて、社会的距離を保った状態に限って、同居人以外の人と6人までなら屋外で集まることを認めることとしました。

この規制緩和を受けて、イングランド当局は「プライベートまたは公共の屋内空間で、別の世帯に属する2人以上の人々が『正当な理由』なしで集まり、何らかの社会相互的な活動に従事すること」を禁止する文言をThe Health Protection (Coronavirus, Restrictions) Regulations 2020に盛り込みました。

屋内での集まりの禁止には例外はありますが、別の世帯に住む人同士が誰かの家や公共の屋内空間に集まり、接触することが禁じられいます。しかし、6人までであれば同居人以外で屋外で集まれることが認められたので、その点においては規制が緩和されたことになります。

「じゃ、屋外なら同居人以外とセックスはしてよいの?」と思われる方もいるかもしれませんが、そもそも屋外の公共空間でのセックスは禁じられています。

日本でも多くの方々がご自身や周りの方々のために不要不急の外出を控えていました。緊急事態宣言が解除されたものの、新型コロナウイルス感染症から完全に解放されてわけではありません。かといって、このままずっと自粛を続けるわけにいかないという現実もあります。ただし、新型コロナウイルス感染拡大前と全く同じ生活を送ることはかなりの時間が必要になるでしょう。

ゲイの皆さまも今回の自粛生活の中、頑張ってムラムラを抑えに抑えてきたことと存じます。その反動からその溜まったものを一気に発散させたいと思っているか方々のお気持ちお察しします。

でもそこは冷静になって、ゲイ活動も様子を見ながら段階的に再開させていったほうが今のところは良さそうですね。

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イギリス政府、最新の新型コロナウイルス対策の修正案にて同居していないカップルの性交渉を違法とすることに

ボリス・ジョンソン首相は、日々の感染者数が未だに数千人単位の状態ではあるが、イングランドのロックダウン規制を緩和し始めた。

6月1日より学校は再開され、庭や公園などの屋外で6人までであれば集まることができ、バーベキューを開くこともできるようになる。しかし、性行為は依然として議題からは外されたままになっている。

The Health Protection (Coronavirus, Restrictions)の修正案では、「公共またはプライベートの屋内空間で2人以上の人々による集まりには参加することはできない」という文言が盛り込まれている。

この修正案はイングランドの人々にとっては厳密にはあまり状況を変えるようなものではない。それは従来の規制でも、正当な理由なしで別世帯の家にいることが見つかれば罰金の対象となるからある。
(※従来の規制では不要不急の外出はすべて禁止で、今回の規制緩和では屋外での集会が一部緩和されたため)

しかし、現在、性交渉目的で同居をしていない2人以上の人々が集まれば、その対象者すべてが法の下、罰せられることとなる。

修正案では、「正当な理由」があれば別の世帯の家で集まることはできるが、性欲はその理由のひとつであるとは見なされていない。

その「正当な理由」というものは、プロのアスリート、葬式への参加、緊急的な支援が必要な人々、介護者などは別世帯の家への訪問が許可されている。

もし2人以上の人々が規則を破ったことが判明した場合、それぞれ100ポンドの罰金が科せられる。ただし、14日以内での支払いであればその罰金は半額の50ポンドとなる。

George Peretz弁護士は、修正案の発表を受けてその規制の欠陥を指摘し、明らかな抜け穴を見つけた。

彼の修正案の解釈では、相手がセックスワーカーでない限り、屋内で他者との性交渉は禁止されているということである。

彼は、セックスワーカーであれば、不可避な仕事目的でその場にいるという「正当な理由」を利用することができると主張した。

Peretz弁護士は修正案に関してその他多くの問題について「ここに示されていることは、すべてに対しての審判が必要です。審判はこの種の不確実性や不可解さをもたらし、それらは解決されるということを意味していてます」と指摘している。

彼はまた、議会票無しで法案を提出する政府の決断は、違法の可能性が非常に高いと示した。

一方で、イギリス首相官邸の広報官は、警察とは言え違法に性交渉が行われていると思われる家に無理やり押し入ることはできないとデイリー・ミラー誌に答えた。

広報官は、警察は屋内で「重大な犯罪活動」が行われいるという疑いがある場合のみその対象者の家に入ることができると断言した。

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