インドネシア、アチェ州で2人の男性が77回に及ぶ公開むち打ちの刑に

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同性愛行為が未だに処罰の対象に

インドネシア、スマトラ島北端に位置するアチェ州(州都はバンダ・アチェ)で2人の男性に77回にも及ぶ公開むち打ちの刑が執行されました。

27歳と29歳(当時28歳)は昨年11月に同性間の性行為を理由に逮捕されました。この逮捕を受けて彼らは100回にも及ぶ公開むち打ちの刑に処せられると言われてました。

世界ではLGBTQを取り巻く状況が改善されている国や地域もあれば、今回のように宗教やソドミー法の影響を背景にいまだに同性愛が禁じられている国や地域もあります。
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シャリア法(イスラム法)に従ってインドネシア、アチェ州で2人の男性が公開むち打ちの刑に

ガーディアンは「人権団体は、アチェ州都のバンダ・アチェで多数の人々が目にした光景に対して残酷で拷問であると非難している。インドネシア政府との取り決めの一環として2001年にシャリア法を導入し施行する権限が与えられたアチェ州当局がゲイであることを理由にむち打ちの刑を執行したのは3度目であった。昨年11月、27歳と29歳の男性らは、地元住人らが部屋に押し入り、彼らが性行為をしていたことを見つけたとして逮捕された。先月、彼らはシャリア裁判所に80回のむち打ちの刑を言い渡されたが、彼らが服役したこともあり77回のむち打ち刑となった」と報じた。

BBCは「正装でマスクをした執行人によって籐(トウ)のむちで背部を打たれた27歳と29歳の男性らは痛みで顔をゆがめていた。むち打ちの刑は一時的に中断し、20代の男性らは刑を続行する前に水を飲むことが許可された。AFPは男性の母親のひとりは息子がむちを打たれている姿を見て気絶したと報じている」と報じた。

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