『Love, Victor』がDisney+で配信開始(日本は未定)
世界で大ヒットしたゲイのティーンのラブコメ映画『Love, サイモン 17歳の告白』のスピンオフシリーズの『Love, Victor』。
昨年6月にHuluでアメリカのみ配信されていましたが、今月の2月23日からは元々の配信さくであったDisney+でUK、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパなど他国での配信がスタートします。残念ながら日本は未配信のままのようです。
2020年のHuluのオリジナルドラマ作品の中で配信初週に最も多く視聴され、Huluオリジナル作品の中で2番目に多くの人に視聴された大ヒット作の『Love, Victor』ですが、その裏では主役のヴィクター役を演じたマイケル・チミノ(Michael Cimino)はソーシャルメディアや知人などからホモフォビックなメッセージを受けるなどいじめや嫌がらせに耐えてきたということを先日打ち明けました。
『Love, Victor』の主人公ヴィクター役を演じるマイケル・チミノがホモフォビアに立ち向かう
ディズニー/Huluのドラマシリーズ『Love, Victor』で主役を務めたマイケル・チミノが作品公開後から嫌がらせを経験しており、ソーシャルメディアや知人からホモフォビックなメッセージを受けていることについて打ち明けた。
2020年6月に配信開始された『Love、Victor』は視聴者からの評価もポジティブなもので視聴率も十分なものであった。この作品は”Simonverse”(著者のBecky Albertalliによって作られた架空の世界)の物語であり、映画『Love、サイモン 17歳の告白』の最初のスピンオフであった。『Love, Victor』には映画からの登場人物も数名出演している。この両作品では、カミングアウトに奮闘するゲイで10代の若者の主人公にして描いている。
チミノは映画のタイトルにもなっているヴィクター役を演じており、今回、シリーズ公開後から抱える個人的な苦闘について打ち明けた。
「実を言うと、これまで私のところにホモフォビックなメッセージが届いています」とチミノはAttitude誌のインタビューで答えた。「おかしなことにそれは度々僕が知っている知人からなのです。これは世界がどういった状況で、恐らくこの作品が如何に必要かということをが現れていると考えています。作品をきっかけに会話が始まります。それが最も重要なことでもあります」
チミノは彼らにLGBTQについて教えてあげることでハラスメントに立ち向かったと述べた。
「最も効果的な策としては、彼らに教えてあげることか、彼らが無知であることを認めるしかないですね。そうでないと彼らのためになるようなことは何も言えないですからね、残念なことだけど」
同インタビューの中で共演者のジョージ・シアー(George Sear)は作品での役が理由でホモフォビックなメッセージは受けていないと述べた。シアーはヴィクターが想いを寄せるベンジ役を演じている。
「僕の所に届く反応はポジティブなものだけです」とシアーは答えた。「作品を見た方々からメッセージが届くことはとても素敵なことであり感動的なことでもありますし、彼らから共感もしてもらえています」
Disney/Huluから『Love, Victor』のシーズン2の許可は既に出ているが、新型コロナの影響で配信日は未定となっている。
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番組概要
タイトル:『Love, Victor』
制作: Isaac Aptaker、Elizabeth Berger、Nick Robinson etc
出演:Michael Cimino、Ana Ortiz、James Martinez、Isabella Ferreira、Mateo Fernandez、Rachel Naomi Hilson、Bebe Wood、George Sear、Anthony Turpel、Mason Gooding
Facebook: https://www.facebook.com/LoveVictorHulu/
Instagram:https://www.instagram.com/lovevictorhulu/
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