NETFLIX『プリーズ・ライク・ミー(Please Like Me)』|ゲイのこじらせ主人公が繰り広げるコメディー

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プリーズ・ライク・ミー(Please Like Me)

プリーズ・ライク・ミー』はオーストラリアのコメディードラマで、若き才能溢れるジョシュ・トーマスJosh Thomas)の半自伝的な作品で原作・脚本を担当し主演も務め、数々の賞を獲得しました。2013年にシーズン1がスタートし、2016年にシーズン4で最終回を迎えています。

ストーリーは容姿に自信のない大学生のジョシュが彼女に「あなたはゲイだし」と言われ、別れを切り出されるところからスタートし、ジョシュを取り巻く日常が描かれています。

この作品の面白さでは私の語彙力では表現しきれないところもあるのですが、とりあえず見てもらえば私が言いたいことも理解していただけるかもしれません。

ジョシュはゲイなのですが、この作品ではそのことをテーマとして描いているわけではなく、ゲイであろうがなかろうが生きているだけで様々なことが起こり、それらに翻弄されながらも生きていかなければならないということをユーモアを踏まえて描いています。

ジョシュはちょっとウザくて、モジモジしていて、自己中心的で見ているだけでイライラしてきたりもするのですが、そんな不器用なジョシュにいつの間にか共感し、段々と小動物のように可愛く見えてきたりします。「愛されたい」と思いながらもそれをうまく表現できないジョシュの姿と自分の姿がリンクするシーンがこの作品の中には多々盛り込まれています。

各エピソードのタイトルは何かしらの食べ物にちなんでいて、美味しそうなごちそうも度々出てきます。また、オープニングの音楽を聞くだけでも元気になれますし、登場人物を演じる素晴らしい俳優らの絶妙な演技がこの作品をさらに引き立ててくれます。

ジョシュの友達のトム役をトーマス・ワードThomas Ward)、クレア役をケイトリン・ステイシーCaitlin Stasey)が演じています。また、シーズン2からはオープンリーレズビアンのハンナ・ギャズビーHannah Gadsby)が出演しています。彼女は、オーストラリアを代表するコメディアンで作家でもあり、彼女のスタンドアップコメディーの「ハンナ・ギャズビーのナネット(2018)」と「ハンナ・ギャズビーダグラスに捧ぐ(2020)」はNetlifxで配信されています。

ジョシュの世界観とハイトーンボイス&早口に慣れるまで少し時間がかかる人もいるかもしれませんので、とりあえず2、3エピソード続けて見てみてください。きっとジョシュの魅力の虜になるはずです。また、歌を歌うシーンもいくつかあり、車の中で(歌を歌う状況じゃないのに)Stepsの「5、6、7、8」を歌ったり、カミングアウトの予行演習としてSiaの「Chandelier」を歌うシーンなんかもあり必見です。

『プリーズ・ライク・ミー』はシーズン4で最終回を迎えてしまいましたが、ジョッシュ・トーマスは『Everything’s Gonna Be Okay』という作品をアメリカで手掛けており、主演も務めています。こちらの作品はHuluで配信がれているとのことですが、残念ながら、日本のHuluでの配信予定はないようです。

カノジョに振られて自分がゲイであることに目覚めたジョシュ。ゲイライフを模索する一方で、情緒不安定な母と同居することに。リアルな感覚の痛快コメディ。

番組概要
タイトル:プリーズ・ライク・ミー(Please Like Me.)
原作・制作:ジョシュ・トーマス
出演:ジョシュ・トーマス、トーマス・ウォード、デブラ・ローランス、デヴィッド・ロバーツ、レネー・リン、ケイトリン・ステイシー、キーガン・ジョイス

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