かつてない危機に直面するイギリス王室
英国君主であるエリザベス2世の姿を実話に着想を得てドラマ化した『ザ・クラウン(The Crown)』のシーズン5が、Netflixで2022年11月9日(水)から配信スタートします。
これまで数々の賞を受賞している本作は2016年にシーズン1が公開され、シーズン2までは若かりしエリザベス女王をクレア・フォイ(Claire Foy)、シーズン4まではオリビア・コールマン(Olivia Colman)が演じました。
シーズン4は、1970年代後半から始まり、チャールズ皇太子とダイアナの結婚などが描かれました。また、ジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)が英国初の女性首相マーガレット・サッチャーを演じたことも話題となりました。
シーズン5は、ジョン・メジャーが首相兼保守党党首として権力を握る90年代前半を舞台にストーリーが展開されていきます。女王が「ひどい年」と表現した1992年に起こったアン王女の離婚、チャールズ皇太子夫妻、アンドルー王子夫妻の別居、ウィンザー城での火事などイギリス王室の災難も描かれています。また、最終話ではフランス・パリで起きたダイアナ妃の悲劇的な事故も扱われるようです。
エリザベス女王の逝去後、最初のシーズンとなる『ザ・クラウン』シーズン5では、2回目のキャスト総入れ替えが行われ、エリザベス女王をイメルダ・スタウントン(Imelda Staunton)が演じています。
その他のキャストでは、フィリップ殿下をジョナサン・プライス(Jonathan Pryce)、エリザベス女王の妹、マーガレット王女役をレスリー・マンヴィル(Lesley Manville)、 ジョン・メージャー首相役をアンジェリーナ・ジョリーの最初の旦那さんであるジョニー・リー・ミラー(Jonny Lee Miller)、チャールズ皇太子役をドミニク・ウェスト(Dominic West)、ダイアナ皇太子妃役をエリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、ダイアナ皇太子妃を義理の妹にもち、女王個人秘書を務めていたロバート・フェローズ役をアンドリュー・ヘイヴィル(Andrew Havill)、エリザベス女王の母親のエリザベス王太后役をマーシャ・ウォレン(Marcia Warren)、カミラ・パーカー・ボウルズ役をオリヴィア・ウィリアムズ(Olivia Williams)が演じています。
シーズン4でエマ・コリン(Emma Corrin)が演じたダイアナ妃をシーズン5では、オーストラリアの女優、エリザベス・デビッキが演じています。予告編をご覧いただければお分かりの通り、顔も似ているのですが、役作りのためにかなり研究したのではないかと思わせるほどしぐさ、表情、動きなど全体的な雰囲気までかなり似ています。
待望の『ザ・クラウン』シーズン5は、11月9日(水)からNetflixで配信スタートです。是非、ご覧ください。
この投稿をInstagramで見る
90年代が幕を開け、その存在意義を問われるイギリス王室。かつてない危機に直面する一方、マスコミを介して対立を深めるダイアナとチャールズによって生じた亀裂は、王室の土台をも揺るがし始め…。
番組概要
タイトル:ザ・クラウン(The Crown) シーズン5
配信:Netflix 2022年11月9日(水)配信スタート
原作・制作:ピーター・モーガン
出演:イメルダ・スタウントン、ジョナサン・プライス、レスリー・マンヴィル、ジョニー・リー・ミラー、ドミニク・ウェスト、エリザベス・デビッキ、アンドリュー・ヘイヴィル、マーシャ・ウォレン、オリヴィア・ウィリアムズ
コメント