第32回レインボー・リール東京
~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~
1年ぶりの開催となる「第32回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」が6月21日(土)~22日(日)、7月12日(土)、13日(日)の4日間で開催されます。6月の開催会場は、ユーロライブ、7月は東京ウィメンズプラザホールになります。(チケットの購入はこちらから)
2025年6月21日(土)〜22日(日) @ユーロライブ
2025年7月12日(土)〜13日(日) @東京ウィメンズプラザホール
公式ホームページ:https://sites.google.com/view/rainbowreeltokyo/
今年は、全10作品が上映され、その中から特に面白そうな2作品をご紹介します。
満ち汐(High Tide)
まず最初の作品は、このサイトでも紹介したアメリカ映画の『満ち汐(High Tide)』です。
本作は、プロビンスタウンで清掃の仕事をしている、失恋直後のブラジル移民ロレンゾと、ニューヨークから来たモーリスの出会いを描いた作品です。
監督を務めのはマルコ・カルヴァニ(Marco Calvani)で、Netflixの「フォー・シーズン(The Four Seasons)」に俳優としても出演しています。
主演のロレンゾ役を演じたマルコ・ピゴッシ(Marco Pigossi)の実生活でのパートナーでもあります。また、モーリス役をジェームズ・ブランド(James Bland)が演じています。
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「満ち汐」は、6月23日(日)17:15~18:58と7月12日(土)18:15 ~ 19:58に上映されます。
ブラジル移民のロレンゾはアメリカ人彼氏から一方的に別れを告げられ、海辺のゲイ・リゾートとして知られるプロビンスタウンで清掃員として先の見えない暮らしをしていた。ある時ビーチでロレンゾはニューヨークから来たモーリスと出会う。それぞれに孤立感を抱える二人は寄り添い合うように親しくなり関係を持つが…。
映画概要
タイトル:『満ち汐(High Tide)』|(USA/2024)
上映:6月23日(日)17:15~18:58 / 7月12日(土)18:15 ~ 19:58
監督:マルコ・カルヴァニ
出演:マルコ・ピゴッシ、ジェームズ・ブランド、マリサ・トメイ、ビル・アーウィン
Instagram:https://www.instagram.com/hightidethefilm/
カシミールのふたり ファヒームとカルン(We Are Faheem and Karun)
もう一つの作品は、インド映画『カシミールのふたり ファヒームとカルン(We Are Faheem and Karun)』です。
近年、インドのクィア映画が注目を集めていますが、「カシミールのふたり ファヒームとカルン」は、カシミールの検問所に赴任した南インド出身のカルンと帰省中の青年ファヒームを描いた作品です。
監督を務めたのは、オニル(Onir)、主演のカルン役をアカシュ・メノン(Akash Menon)、ファヒーム役をミル・トーシーフ(Mir Tawséef)が演じています。
「カシミールのふたり ファヒームとカルン」は、6月22日(日)14:15 ~ 16:10、7月13日(日)10:30 ~ 11:51に上映予定です。また、22日には上映後にイベントを予定しています。
カシミールの検問所に配置された南部インド出身のカルン。カシミールは紛争地域だが着任時は安定した状況。村の料理店でカルンは大学の休暇で村に帰省中のファヒームと出会う。瞬く間に惹かれ合うふたりだが、カルンは職業上、ファヒームは家の宗教により、彼らが恋を語れる場所はどこにもなく…。
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映画概要
タイトル:「カシミールのふたり ファヒームとカルン(We Are Faheem and Karun)」|(2024/インド)
上映:6月22日(日)14:15 ~ 16:10 / 7月13日(日)10:30 ~ 11:51
監督:オニル
出演:アカシュ・メノン、ミル・トーシーフ
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