ゲイ短編映画『THE DARE PROJECT』|15年ぶりの再会の先にあるもの

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昔の好きだった人と再会したら

もし昔好きだった人や付き合ってた人に数年ぶりに偶然再会したら?

個人的にはそういった経験がないので何とも言えないですが、学生の頃の友人を思い出しました。バイト先の先輩だったその友人とは20歳から21歳の1年間は、ほぼ毎日のように一緒に過ごしていました。彼は1歳年上のノンケで、一緒にいる時間が増えるにつれて彼に対する想いが日に日に強くなり、生涯で初めての告白をしました。

もちろん断られますが、彼は以前と同じように接してくれようとしました。しかし、当時の私は彼の優しを素直に受け入れられるような器もなく、会いたいのに敢えて避けてみたりと。彼は彼で就活で忙しくなり、大学を卒業し社会人となり、自然と疎遠になっていきました。そして、数年後に彼が結婚したことを友人から聞きました。

その彼と偶然の再会を考えてみましたが、本当は思いっきり抱きついて、当時の自分の幼稚さを謝りたいという気持ちはありますが、実際は、冷静を装って「元気?」なんてつまらない会話をしようとしているのだろなと思ったりもします。

とは言え、そんな可能性はほぼないとわかりつつも、あれこれ妄想を膨らませてしまいましたが、思いもよらない再会があったとしたらどうしますか?

今回はそんな偶然の再会を描いた短編映画『THE DARE PROJECT』をご紹介します。

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THE DARE PROJECT

デビッド・ブラインド(David Brind)アダム・サルキー(Adam Salky)は、2003年、ニューヨーク、コロンビア大学のGraduate Film Programのクラスメイトで、初年度に彼らに与えられた課題はペアを組んで8〜12分の短編映画を作ることでした。

デビットとアダムによって制作された短編映画『DARE』(2004年)は、2人の全くタイプの異なる高校生、ベン(アダム・フレミング)とジョニー(マイケル・キャシディ)が過ごした夜を描いています。

『DARE』は世界中の映画祭で50回以上上映され、短編映画集『BOYS’ LIFE 5』ではカバー写真に起用され、一番目の作品として収録されています。

ライター兼プロデューサーを務めたデビッドと監督を務めたアダムは、オリジナルの『DARE』が制作された15年前と同じキャストと制作チームを集め、ベンとジョニーのその後を描く『THE DARE PROJECT』を立ち上げ、その資金をクラウドファンディングを通して集めました。

続編では、30代前半となったベンとジョニーが高校卒業後初めて偶然に再会するところから物語がはじまります。単にストレートの男性を思い続ける恋愛を描いているのではなく、15年もの長い間、疎遠となっていたふたりが高校生の時に過ごした一夜の出来事を思い返すことで、新たなつながりが自然と生まれていく様子が描かれています。

ちょっと余計な情報を入れてしまいましたが、本編は有料ですので、ご興味がある方はご覧ください。

『THE DARE PROJECT』
Cast:Michael Cassidy, Adam Fleming, Adam Hagenbuch, Rachele Shank, West Liang
Creator:David Brind, Adam Salky
Creative Team:Felecia Hunter, John Ira Palmer, Rick Siegel, Caroline Duncan, Holcombe Waller
挿入歌:Little Brutes – Make Our Own Way
公式サイト:https://www.dareshortfilm.com/

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