Amazonプライム　アンドリュー・ヘイ監督・脚本　たった、2日間だけの恋『WEEKEND ウィークエンド』

最初で最後の2人の週末

今年4月19日（金）にアンドリュー・ヘイ監督・脚本による『異人たち（All of Us Strangers）』が公開予定となることもあり、これまでご紹介できていなかった2011年の名作『WEEKEND ウィークエンド』をご紹介いたします。

2011年製作の『WEEKEND ウィークエンド』は、日本では翌年2012年の第21回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映され、7年後の2019年9月に日本公開となりました。現在は、Amazonプライムをはじめ動画配信サービスで配信されています。

本作は、クラブで知り合ったプールの監視員のラッセルとアーティストのグエンが心から語り合い惹かれ合っていく2日間の週末の恋を描いた作品です。

監督・脚本を務めたのは先述の通りアンドリュー・ヘイ（Andrew Haigh）です。アンドリュー・ヘイは2015年の『さざなみ（45 Years）』、2014年～15年のHBOシリーズの『Looking』、2016年のHBO映画の『Looking:The Movie』を手がています。

主役のラッセル役をイギリス、ウェールズ出身で映画、テレビで活動している俳優で監督業も行うトム・カレン（Tom Cullen）、グエン役をオープンリーゲイで舞台を中心に活動している俳優で脚本や監督業も行うクリス・ニュー（Chris New）です。（※こちらの写真は2019年のインスタの投稿した際のお二人の姿です）

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2011年の作品ですが、現在にも通じる普遍的なリアルなラブストーリーですので、パートナーがいる方もいない方も、是非ご覧ください。

金曜の夜、友人たちとのパーティのあと、ラッセルは一夜の相手を求めてクラブに立ち寄る。閉店時間近くに目を付けていたグレンを誘い出すことに成功し、彼と共に帰宅。そして、週末が始まる―。ライフガードとして働くラッセルと、アーティストを目指す皮肉屋のグレン。お互いに欠けていたピースを満たすかのように、2人きりで話をして、愛を交わす。しかし尊いひとときは束の間、土曜の夕方、ラッセルはグレンからある事実を知らされる。