10月からOnlyFansが性的描写が露骨なコンテンツを禁止に。これに対して最大ライバルのJustForFansは?!

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OnlyFans?それともJustForFans?

サブスクリプション型(定期購読型)のソーシャルメディアサービスであるOnlyFans(オンリーファンズ)

日本でもGOGO BOYやビデオモデルが利用し始めたことでゲイの間でも一気に知名度があがり、クリエイターとしてOnlyFansを始める人も増えてきました。

イギリス、ロンドンに拠点を置くOnlyFansは2016年に創業し、主にホームメイドのアダルトコンテンツのプラットホームとして知れ渡るようになりました。利用者は月額5~10ドルくらいの料金を支払うことで、クリエイターが提供する画像や動画を見ることができ、クリエイターは収益の20%をOnlyFans側に運営手数料として支払う仕組みとなっています。

今年2月に公共の場で撮影したアダルトコンテンツを禁止する方針へと変更し、一部のアダルトコンテンツクリエイターに大きな影響を与えました。

OnlyFansは、8月19日(木)に10月1日から性的描写が露骨なコンテンツの投稿を禁止することを発表しました。※この禁止は撤回されました。詳細は記事末尾をご覧ください。

実際はすべてのアダルトコンテンツが禁止となるわけではなく、ヌード写真や動画は引き続き投稿は可能になるようです。とは言え、今回の禁止は多くのクリエイターにとって大きな打撃となり、特にコロナ禍で今までのように自由に仕事ができなくなっている性的サービスに従事者にとっては死活問題となる可能性もあります。今回の変更は提携銀行や決済プロバイダーからのプレッシャーや資金調達のための脱アダルト化を図っているようです。

また、OnlyFansの変更を受けて、最大のライバルと言われているJustForFansは、今後も”性的描写の露骨なコンテンツ”を禁止するようなことはないと声明をTwitterに投稿しました。

アダルト産業は悲しいことに、手始めにアダルト市場で経験を積み、限界に達すると見捨てるような企業に利用されてしまっています。JustForFans.comは、セックスワーカーによって、そして、セックスワーカーのために設立され築き上げられました。我々の全スタッフはセックスワーカーや何十年もの間、ポルノ産業に従事してきた方々です。我々はポルノサイトです。これは今後も変わることもありませんし、メインストリートとなることに一切興味はございません

JustForFansでは、パフォーマーは収益の30%をJustForFun側に運営手数料として支払う仕組みとなっており、OnlyFansの発表を受けてJustForFansのサイトへのアクセスが集中したとのことです。

クリエータ―と利用者はこのままOnlyFansに留まるのか、それともJustForFansに流れていくのか?!

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OnlyFans、数週間後に”性的描写が露骨な”コンテンツが禁止に

今週木曜(8月19日)、アマチュアとプロのアダルトエンターテイナーの間で人気のサブスクリプション型(定期購読型)のサービスで、ユーザーが彼らのコンテンツに対してお金を支払うOnlyFansは、10月から性的描写が露骨なコンテンツの投稿を禁止することを発表した。

イギリスの会社であるOnlyFansはここ数年にわたって規制を強化しているが、クリエイターはOnlyFansのサービス利用規約に沿っている限り、引き続き”ヌード写真や動画”を投稿することは許可されているとブルームバーグは報じた。

「我々のプラットフォームが長期的な持続可能性を確保するために、そして、クリエイターとファンにとってインクルーシブなコミュニティーを提供し続けるためにも、我々はコンテンツのガイドラインを進化させていかなくてはなりません」とOnlyFansは声明の中で述べた。

OnlyFansのウェブサイトには世界中に約100万人ものクリエイターをかかえていると記載はある一方で、外部投資家を見つけるに苦戦している。

OnlyFansがクリエイターに30億ドル以上も利益を支払っている一方で、銀行はOnlyFansの性的コンテンツに不快感を示し、提携銀行や決済プロバイダーがプレッシャーをかけているとAxiosは複数の情報源を確認している。

OnlyFansの収益は約2年前の3.75億ドルが25億ドルにまで跳ね上がっているにもかかわらず、資金力のある企業は、OnlyFansが10億ドル以上もの評価価額で外部からの支援を求めていることもあり距離を置こうとしている。

あらゆる方面で試練に直面しているOnlyFansは、取引上の紛らわしいルールについて決裁処理機関と長期間に及んで論戦を交わしているアダルトコンテンに対策を講じているウェブサイトの一つである。

ウェブサイト上でどのような性的描写が露骨なコンテンツを扱っているかによって抵抗を示す銀行があるように、銀行によってはアダルトサイトで行われた支払いは”ハイリスク”と認識している。

昨年からクレジットカード会社のマスターカードとVisaカードは、Pornhubがウェブサイトで違法なコンテンツを提供しているとの告発を受け、利用者がサービス利用のためにそれらのクレジットカードを使用できなくするなどしてPornhubとの提携を断った。

OnlyFansでは、コンテンツ制作者が公共の場で撮影された性的描写の露骨な作品をアップロードするのを禁止しており、今回の変更は、非常に長く、セックスワーカーに言わせると抑圧的な禁止コンテンツのリストに追加されることとなる。

アーカイブされた利用規約によると、”一般の人々らが描写されている行為を見ることができるであろう公共の場で撮影された或いは、配信されている”コンテンツは現在、禁止されている。

このプラットフォームから収入を得ているセックスワーカーらは厳重な利用規約に違反し、利用を禁止されるのではないかと不安を抱えている。

「OnlyFansは、セックスワーカーの働きによってメジャーなプラットフォームへと発展したのであってセックスワーカーなしには存在し得ない」と労働法の専門家であるKim Kellyはツイートしている。

「現在、OnlyFansは彼らを使い捨てかのように扱い、不釣り合いなほどに社会から取り残され、米国の労働法の下で保障されていない労働者から極めて重要な収入源を奪い去ろうとしてる」

関連記事:OnlyFans to ban ‘sexually explicit’ content in just a matter of weeks

 

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